特許
J-GLOBAL ID:201303071492853480
耐遅れ破壊性に優れた高強度鋼板およびその製造方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (5件):
植木 久一
, 植木 久彦
, 菅河 忠志
, 伊藤 浩彰
, 竹岡 明美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-247713
公開番号(公開出願番号):特開2013-104081
出願日: 2011年11月11日
公開日(公表日): 2013年05月30日
要約:
【課題】耐遅れ破壊性に優れた高強度鋼板を提供する。【解決手段】化学成分組成(C、Si、Mn、Al、P、S)が、規定の範囲を満たし、残部が鉄及び不可避不純物からなり、全組織に占めるマルテンサイトが95面積%以上であり、かつ、鋼板表面から板厚方向に深さ10μmの位置から板厚の1/4深さの位置までの組織が下記式(1)を満たし、かつ引張強度が1180MPa以上であることを特徴とする耐遅れ破壊性に優れた高強度鋼板。 6.7×10-3×Dγ+7.4×10-9×ρ1/2 -0.073×Nc+0.092×p2 ≦ 0.570...(1)[式(1)において、Dγ:旧γ粒径(μm)、ρ:転位密度(m-2)、Nc:マルテンサイト中の固溶C濃度(質量%)、p:旧γ粒界の長さに対する旧γ粒界に析出した炭化物の長さの割合(但し、0≦p≦1)を示す。]【選択図】なし
請求項(抜粋):
化学成分組成が、
C:0.10〜0.40%(質量%の意味。化学成分組成について以下同じ)、
Si:0.6〜3.0%、
Mn:1.0〜3.5%、
Al:3%以下(0%を含まない)、
P:0.15%以下(0%を含まない)、および
S:0.02%以下(0%を含まない)
を満たし、残部が鉄及び不可避不純物からなり、
全組織に占めるマルテンサイトが95面積%以上であり、かつ、
鋼板表面から板厚方向に深さ10μmの位置から板厚の1/4深さの位置までの組織が下記式(1)を満たし、かつ引張強度が1180MPa以上であることを特徴とする耐遅れ破壊性に優れた高強度鋼板。
6.7×10-3×Dγ+7.4×10-9×ρ1/2 -0.073×Nc+0.092×p2 ≦ 0.570...(1)
[式(1)において、
Dγ:旧γ粒径(μm)
ρ:転位密度(m-2)
Nc:マルテンサイト中の固溶C濃度(質量%)
p:旧γ粒界の長さに対する旧γ粒界に析出した炭化物の長さの割合(但し、0≦p≦1)
を示す。]
IPC (4件):
C22C 38/00
, C22C 38/06
, C22C 38/58
, C21D 9/46
FI (4件):
C22C38/00 301U
, C22C38/06
, C22C38/58
, C21D9/46 F
Fターム (30件):
4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA06
, 4K037EA09
, 4K037EA10
, 4K037EA11
, 4K037EA13
, 4K037EA14
, 4K037EA15
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA28
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EB05
, 4K037EB08
, 4K037EB11
, 4K037FA03
, 4K037FG10
, 4K037FJ07
, 4K037FK03
, 4K037FM04
, 4K037GA08
, 4K037JA06
前のページに戻る