特許
J-GLOBAL ID:201303073550176713

捩り振動低減装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡邉 丈夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-270033
公開番号(公開出願番号):特開2013-122259
出願日: 2011年12月09日
公開日(公表日): 2013年06月20日
要約:
【課題】異音を発生させず、また振動減衰能が高く、しかも構成の簡単な捩り振動低減装置を提供する。【解決手段】捩り振動に応じて回転体22の円周方向に往復運動することにより捩り振動を減衰する転動体25と、回転体22に設けられかつ転動体25を捩り振動に応じて転動可能に保持する保持部24とを備え、直結クラッチ13が解放状態にさせられた場合に、転動体25におけるフロントカバー2側の側面とこれに対向する直結クラッチ13におけるタービンランナ6側の面とが接近させられてこれらの間のオイルのせん断力が増大させられ、その増大させられたオイルのせん断力により転動体25の往復動が規制されるように構成されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
入力軸に連結されたフロントカバーと、そのフロントカバーに連結されて流体流を生じさせるポンプインペラと、出力軸に連結されかつ前記流体流によって駆動されるタービンランナと、流体圧によって前記ポンプインペラおよびタービンランナの回転中心軸線と平行な方向に前後動させられて前記フロントカバーの内面に係合することにより前記入力軸と前記出力軸とを連結する直結クラッチとを備えた流体伝動装置における前記出力軸もしくは前記出力軸と一体となって回転する回転体の捩り振動を、その捩り振動に応じて前記回転体の円周方向に往復運動することにより減衰する転動体と、前記回転体に一体化されかつ前記転動体を前記捩り振動に応じて転動可能に保持する保持部とを備えている捩り振動低減装置において、 前記直結クラッチが前記フロントカバーから離れて解放した場合に、前記転動体における前記フロントカバー側の側面とこれに対向する前記直結クラッチにおける前記タービンランナ側の面とが接近させられてこれらの間のオイルのせん断力が増大させられ、その増大させられたオイルのせん断力により前記転動体の往復動が規制されるように構成され、かつ、 前記直結クラッチが前記フロントカバーに接近して係合した場合に、前記転動体におけるフロントカバー側の側面とこれに対向する前記直結クラッチにおけるタービンランナ側の面とが離隔させられることによりこれらの間の前記オイルのせん断力が減少させられて前記規制が解除されるように構成されている ことを特徴とする捩り振動低減装置。
IPC (1件):
F16H 41/24
FI (1件):
F16H41/24 Z

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