特許
J-GLOBAL ID:201303073865741257

タンパク質の定量方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人三枝国際特許事務所
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2010062124
公開番号(公開出願番号):WO2011-007884
出願日: 2010年07月16日
公開日(公表日): 2011年01月20日
要約:
本発明は、生体試料などのタンパク質混合物中に含まれる標的タンパク質の絶対量を測定するために有用な方法を提供する。本発明の方法は下記の工程(A)〜(D)を有する:(A)標的タンパク質を含む試料を断片化処理して、安定同位体Xで標識する工程、(B)上記工程(A)で得られた試料に、標的タンパク質と同一の標準タンパク質を断片化処理して安定同位体Yで標識してなる既知量の内部標準物を添加する工程、(C)上記工程(B)で得られた試料をLC-MS/MS装置に供し、内部標準物について選択したMRM-transitionを用いて、多重反応モニタリング(MRM)解析を行う工程、(D)上記工程(C)で検出されたMRMクロマトグラムにおいて、内部標準物に由来するペプチド(内部標準ペプチド)と保持時間が一致する標的タンパク質に由来するペプチド(標的ペプチド)を同定し、内部標準ペプチドのピーク面積と標的ペプチドのピーク面積との対比から、被験試料中の標的タンパク質を定量する工程。
請求項(抜粋):
タンパク質を複数含む被験試料中の標的タンパク質を同定および定量する方法であって、下記の工程(A)〜(D)を有することを特徴とする方法: (A)標的タンパク質を含む試料を断片化処理して、安定同位体Xで標識する工程、 (B)上記工程(A)で得られた試料に、標的タンパク質と同一の標準タンパク質を断片化処理して安定同位体Yで標識してなる既知量の内部標準物を添加する工程、 (C)上記工程(B)で得られた試料をLC-MS/MS装置に供し、内部標準物について選択したMRM-transitionを用いて、多重反応モニタリング(MRM)解析を行う工程、 (D)上記工程(C)で検出されたMRMクロマトグラムにおいて、内部標準物に由来するペプチド(内部標準ペプチド)と保持時間が一致する標的タンパク質に由来するペプチド(標的ペプチド)を同定し、内部標準ペプチドのピーク面積と標的ペプチドのピーク面積との対比から、被験試料中の標的タンパク質を定量する工程。
IPC (1件):
G01N 27/62
FI (2件):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 X
Fターム (10件):
2G041CA01 ,  2G041EA04 ,  2G041EA12 ,  2G041FA12 ,  2G041FA21 ,  2G041GA09 ,  2G041HA01 ,  2G041JA02 ,  2G041JA03 ,  2G041LA08

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