特許
J-GLOBAL ID:201303074346956471
光アクセスネットワークシステム及びその通信冗長化方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
蔵田 昌俊
, 小出 俊實
, 石川 義雄
, 峰 隆司
, 野河 信久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-122257
公開番号(公開出願番号):特開2012-253418
出願日: 2011年05月31日
公開日(公表日): 2012年12月20日
要約:
【課題】 二重化された通信経路のうち、片方の通信経路の通信に異常が起きた場合においても、もう一方の通信経路でサービスを利用することができ、通信ネットワークの高信頼化を実現する【解決手段】 通信経路を二重化し、各通信経路(7,8)のうち一方の通信経路の信号光の波長を他方の経路とは異なる波長に変換し(54)、試験パルス光による各通信経路の光路長差を測定し(52)、その測定結果に基づいて光路長が互いに一致するように光路長を制御し(55,53)。続いて、試験パルス光による各通信経路の光パワーレベル差を測定し(51b)、その光パワーレベル差が許容範囲となるように、第2の通信線路8の光パワーレベルを減衰し調整を図る。このように、通信装置1,2間でリンクが切断しない範囲内で光路長を常に調整することによって、片方の通信経路の通信に異常が起きた場合においても、もう一方の通信経路でサービスを利用可能とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
上部側通信装置に接続され、前記上部側通信装置からの信号光を第1の入出力端子から取り込んで第3及び第4の入出力端子に分岐出力し、前記第3及び第4の入出力端子に入射される信号光を合波して第2の入出力端子から出力する第1の光カプラを備える光アクセス終端装置と、
下部側通信装置に接続され、試験光を発生する光源と、第1及び第2の入出力端子に入射される信号光を合波して第3の入出力端子から出力し、前記光源で発生される試験光を前記第4の入出力端子から取り込んで第1及び第2の入出力端子に分岐出力する第2の光カプラとを備える光ネットワークユニットと、
前記第1の光カプラの第3の入出力端子及び前記第2の光カプラの第1の入出力端子間に接続される第1の通信線路と、
前記第1の光カプラの第4の入出力端子及び前記第2の光カプラの第1の入出力端子間に接続される第2の通信線路と
を具備し、
前記光アクセス終端装置は、
前記第2の通信線路の伝送光の波長を前記第1の通信線路の伝送光とは異なる波長に変換する波長変換手段と、
前記第2の通信線路の光路長を指示に応じて調整する光路長調整手段と、
前記第2の通信線路の伝送光を指示に応じて減衰する可変光減衰手段と、
前記光ネットワークユニットの光源から出力されて前記第2のカプラにて分岐され、前記第1の通信線路を経由して前記第1の光カプラに前記第3の入出力端子から取り込まれ、その第2の入出力端子から出力される第1の経路の試験光と、前記第2の通信線路を経由して、前記波長変換手段で波長変換されて前記第1の光カプラに前記第4の入出力端子から取り込まれ、その第2の入出力端子から出力される第2の経路の試験光との光路長差を測定し、その光路長差に基づいて前記第2の通信線路が前記第1の通信線路と一致するように前記光路長調整手段に指示を送る光路長制御手段と
を備えることを特徴とする光アクセスネットワークシステム。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (2件):
引用特許:
引用文献:
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