特許
J-GLOBAL ID:201303074972846033

永久磁石及び永久磁石の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ネクスト
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-218596
公開番号(公開出願番号):特開2013-080739
出願日: 2011年09月30日
公開日(公表日): 2013年05月02日
要約:
【課題】焼結後の磁石の主相と粒界相との間に空隙を生じさせることなく、また、磁石全体を緻密に焼結することが可能となった永久磁石及び永久磁石の製造方法を提供する。【解決手段】粉砕されたネオジム磁石の微粉末に対して、M-(OR)x(式中、MはCu、Al、Dy、Tb、V、Mo、Zr、Ta、Ti、W又はNbである。Rは炭化水素からなる置換基であり、直鎖でも分枝でも良い。xは任意の整数である。)で示される有機金属化合物が添加された有機金属化合物溶液を加え、ネオジム磁石の粒子表面に対して均一に有機金属化合物を付着させる。その後、乾燥させた磁石粉末を大気圧より高い圧力に加圧した水素雰囲気下において200°C〜900°Cで数時間保持することにより水素中仮焼処理を行い、更に、水素中仮焼処理によって仮焼された粉末状の仮焼体を真空雰囲気で200°C〜600°Cで数時間保持することにより脱水素処理を行う。【選択図】図5
請求項(抜粋):
磁石原料を磁石粉末に粉砕する工程と、 前記粉砕された磁石粉末に以下の構造式 M-(OR)x (式中、MはCu、Al、Dy、Tb、V、Mo、Zr、Ta、Ti、W又はNbである。Rは炭化水素からなる置換基であり、直鎖でも分枝でも良い。xは任意の整数である。) で表わされる有機金属化合物を添加することにより、前記磁石粉末の粒子表面に前記有機金属化合物を付着させる工程と、 前記有機金属化合物が粒子表面に付着された前記磁石粉末を大気圧より高い圧力に加圧した水素雰囲気下で仮焼して仮焼体を得る工程と、 前記仮焼体を成形することにより成形体を形成する工程と、 前記成形体を焼結する工程と、 により製造されることを特徴とする永久磁石。
IPC (6件):
H01F 1/08 ,  H01F 1/057 ,  H01F 41/02 ,  B22F 1/00 ,  B22F 3/10 ,  B22F 3/00
FI (6件):
H01F1/08 B ,  H01F1/04 H ,  H01F41/02 G ,  B22F1/00 Y ,  B22F3/10 B ,  B22F3/00 F
Fターム (27件):
4K018BA18 ,  4K018BB04 ,  4K018CA04 ,  4K018CA11 ,  4K018DA01 ,  4K018DA11 ,  4K018EA01 ,  4K018EA11 ,  4K018EA60 ,  4K018HA03 ,  4K018HA10 ,  4K018KA46 ,  5E040AA03 ,  5E040BB03 ,  5E040BC05 ,  5E040BD01 ,  5E040CA01 ,  5E040HB01 ,  5E040HB14 ,  5E040HB15 ,  5E040NN01 ,  5E040NN04 ,  5E040NN18 ,  5E062CD05 ,  5E062CE04 ,  5E062CG02 ,  5E062CG07
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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