特許
J-GLOBAL ID:201303075578387879
超親水性の表面領域を有する塗膜、及びその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
河野 通洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-227364
公開番号(公開出願番号):特開2013-071118
出願日: 2011年09月27日
公開日(公表日): 2013年04月22日
要約:
【課題】 超親水性の表面領域を有する塗膜の製造方法、特に、水接触角が着水後3秒以内に0〜2°まで低下することが可能な超親水性領域を有する塗膜の簡便な製造方法を提供する。【解決手段】エネルギー線の照射により重合可能な重合性化合物(A)を含む重合性組成物(X)の層を形成し、エネルギー線の照射により硬化塗膜(CH)を形成する工程α、エネルギー線の照射により重合可能な、親水性化学構造単位を有する重合性化合物(B)を含む重合性組成物(Y)を前記硬化塗膜(CH)の表面に塗布し、重合性化合物(B)の重合体からなる膜を形成する工程β、を順次行なう方法であって、前記重合性化合物(B)が、スルホン酸基、アンモニウム基、アミド結合、ポリオキシエチレン単位、リン酸基、及び、カルボキシ基からなる群から選ばれた1種以上の親水性化学構造単位を有する化合物である超親水性の表面領域を有する塗膜の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(1)エネルギー線の照射により重合可能な重合性化合物(A)を含む重合性組成物(X)を調製した後、該重合性組成物(X)の層を形成し、
エネルギー線の照射により該重合性組成物(X)中の重合性化合物(A)を重合させ硬化塗膜(CH)とする工程α、
(2)エネルギー線の照射により重合可能な、親水性化学構造単位を有する重合性化合物(B)を含む重合性組成物(Y)を調製し、
該重合性組成物(Y)を前記硬化塗膜(CH)の表面の一部または全部に塗布し、エネルギー線を照射することにより、該重合性組成物(Y)中の重合性化合物(B)の重合体からなる膜を硬化塗膜(CH)の表面に形成する工程β、
を順次行なうことを特徴とする方法であって、
前記重合性化合物(B)が、親水性化学構造単位として、スルホン酸基、アンモニウム基、アミド結合、ポリオキシエチレン単位、リン酸基、及び、カルボキシ基からなる群から選ばれた1種以上の化学構造単位を有する1種以上の化合物である、
超親水性の表面領域を有する塗膜の製造方法。
IPC (5件):
B05D 5/00
, B05D 1/36
, B05D 7/24
, C09D 4/00
, C09D 7/12
FI (5件):
B05D5/00 Z
, B05D1/36 Z
, B05D7/24 301T
, C09D4/00
, C09D7/12
Fターム (33件):
4D075AE03
, 4D075BB20Y
, 4D075BB20Z
, 4D075BB41Y
, 4D075BB41Z
, 4D075CA37
, 4D075CB11
, 4D075EA06
, 4D075EA21
, 4D075EB22
, 4D075EB35
, 4D075EB37
, 4D075EB44
, 4D075EB52
, 4D075EB56
, 4D075EC30
, 4J038FA011
, 4J038FA081
, 4J038FA091
, 4J038FA111
, 4J038GA13
, 4J038GA14
, 4J038JA03
, 4J038JA25
, 4J038JA27
, 4J038JA55
, 4J038KA03
, 4J038MA09
, 4J038NA06
, 4J038PA17
, 4J038PB06
, 4J038PC03
, 4J038PC08
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