特許
J-GLOBAL ID:201303077221206526

セメント改良地盤の品質評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山名 正彦 ,  筬島 孝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-271910
公開番号(公開出願番号):特開2013-124443
出願日: 2011年12月13日
公開日(公表日): 2013年06月24日
要約:
【課題】設計条件の一軸圧縮強度を満足しているか否かを把握でき、強度が合格判定値よりも大きいか否かを確認する品質評価方法を提供する。 【解決手段】セメント改良杭からコアを採取し、同コア供試体の一軸圧縮強度試験と室内密度測定を行う。セメント改良杭を回転式貫入削孔機により削孔して削孔時試験を行う。又はコア供試体の一軸圧縮強度試験を行い、セメント改良杭を削孔して計測する削孔時試験と、同削孔に深度方向の密度検層の調査を行い、先の調査で得られた一軸圧縮強度quと湿潤密度ρt、削孔速度R、ロッド回転数n、ビット荷重W、トルクTを用いる回帰式を組み立てる。現地施工改良杭Bの全量、又は一定割合で選択した改良杭を削孔して削孔時試験を行い、深度方向の密度検層を行い、先の関係式に、削孔時試験のデータ及び密度検層のデータを代入して換算一軸圧縮強度qu’を求め、現地施工改良杭Bの一軸圧縮強度の合否を評価する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
コアの一軸圧縮強度試験の代替法として、削孔試験時データと密度検層データから換算一軸圧縮強度qu’を求める方法であって、 (a1)施工したセメント改良地盤が特定の材令となった時点で、同セメント改良地盤を構成するセメント改良杭からコアを採取し、同コアを成形してコア供試体を作成し、同コア供試体の一軸圧縮強度試験と室内密度測定を行うほか、前記セメント改良杭を回転式貫入削孔機により削孔して計測する削孔時試験を行うか、 (a2)又は前記コア供試体の一軸圧縮強度試験を行い、前記セメント改良杭を回転式貫入削孔機により削孔して計測する削孔時試験、およびその削孔において深度方向の密度検層の調査(以上のa1又はa2を「先の調査」という。)を行い、 (b)前記「先の調査」で得られた一軸圧縮強度quと湿潤密度ρt及び削孔時試験による削孔速度R、ロッド回転数n、ビット荷重W、トルクTを用いる回帰式(関係式)を組み立て、 (c)一方では更に、回転式貫入削孔機を使用して、現地施工改良杭の全量、又は一定割合で選択した多数の改良杭を削孔して削孔時試験を行い、同削孔において深度方向の密度検層を行う調査(これを「後の調査」という。)を行い、 前記「先の調査」で組み立てた関係式に、前記「後の調査」で得られた削孔時試験のデータ及び密度検層のデータを代入して換算一軸圧縮強度qu’を求め、現地施工改良杭の一軸圧縮強度の合否を評価することを特徴とする、セメント改良地盤の品質評価方法。
IPC (3件):
E02D 3/12 ,  E02D 1/08 ,  G01N 3/00
FI (3件):
E02D3/12 102 ,  E02D1/08 ,  G01N3/00 M
Fターム (12件):
2D040AB05 ,  2D040CA01 ,  2D040GA02 ,  2D043AA01 ,  2D043AC03 ,  2G061AA02 ,  2G061AB01 ,  2G061BA01 ,  2G061CA08 ,  2G061CB02 ,  2G061EA01 ,  2G061EC02
引用特許:
審査官引用 (7件)
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引用文献:
審査官引用 (1件)
  • セメント系固化材による地盤改良マニュアル, 19850420, 1版1刷, P.28、29、図-2.7

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