特許
J-GLOBAL ID:201303077354648017

オーステナイト系ステンレス鋼管の製造方法及びオーステナイト系ステンレス鋼管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 上羽 秀敏 ,  松山 隆夫 ,  坂根 剛 ,  川上 桂子 ,  竹添 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-130131
公開番号(公開出願番号):特開2012-255198
出願日: 2011年06月10日
公開日(公表日): 2012年12月27日
要約:
【課題】高温クリープ強度及び耐水蒸気酸化性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼管の製造方法を提供する。【解決手段】本発明によるオーステナイトステンレス鋼管の製造方法は、質量%で、C、Si、Mn、Ni、Cr、Nb、B及びNを所定量含有し、残部はFe及び不純物からなるオーステナイト系ステンレス鋼素材を準備する工程と、素材を1190°C以上に加熱する工程(S1)と、加熱された素材に対して熱間加工を実施して素管を製造する工程(S1)と、素管に対して、断面減少率が20%以上となる冷間加工を実施する工程(S3)と、冷間加工された素管を、1230〜1260°Cまで加熱し、かつ、700〜1230°Cまでを1000秒以内で昇温する工程(S3)と、素管を1230°C〜1260°Cで2分以上均熱してオーステナイト系ステンレス鋼管とする工程(S3)とを備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.04〜0.08%、Si:0.10〜0.90%、Mn:1.10〜2.20%、Cr:15.00〜22.00%、Ni:8.00〜14.00%、Nb:8×[C(%)]+0.03〜0.85%、B:0.0005〜0.0050%、及び、N:0.0400〜0.1000%を含有し、残部はFe及び不純物からなる素材を準備する工程と、 前記素材を1190°C以上に加熱する工程と、 加熱された前記素材に対して熱間加工を実施して素管を製造する工程と、 前記素管に対して、式(1)で定義される断面減少率が20%以上となる冷間加工を実施する工程と、 冷間加工された前記素管を、1230〜1260°Cまで加熱し、かつ、700〜1230°Cまでを1000秒以内で昇温する工程と、 前記素管を1230°C〜1260°Cで2分以上均熱してオーステナイト系ステンレス鋼管とする工程とを備える、オーステナイト系ステンレス鋼管の製造方法。 断面減少率=100-(冷間加工後の素管の断面積/冷間加工前の素管の断面積)×100(%) (1) ここで、前記[C(%)]には、炭素含有量(質量%)が代入される。
IPC (5件):
C21D 8/10 ,  C22C 38/00 ,  C22C 38/58 ,  B21B 3/00 ,  B21C 1/00
FI (5件):
C21D8/10 D ,  C22C38/00 302Z ,  C22C38/58 ,  B21B3/00 D ,  B21C1/00 L
Fターム (23件):
4E096EA03 ,  4E096EA16 ,  4E096KA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA13 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA24 ,  4K032AA25 ,  4K032AA31 ,  4K032BA03 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CD06 ,  4K032CG01 ,  4K032CG02 ,  4K032CH01 ,  4K032CH06

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