有機廃棄物の熱分解ガス化方法及び熱分解ガス化装置

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (3件)：中島淳 , 加藤和詳 , 福田浩志
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-058959
公開番号（公開出願番号）：特開2013-189609
出願日： 2012年03月15日
公開日（公表日）： 2013年09月26日
要約：

【課題】有機廃棄物を熱分解して高カロリーの燃料ガスを取り出せ、放射性有機廃棄物を大幅に減容できる有機廃棄物のガス化方法及びガス化装置の提供。【解決手段】有機廃棄物を内部循環キルンで熱分解ガスとチャーとに分解する熱分解ガス化工程と、熱分解ガスをタール液と乾ガスとに分離するタール分離工程と、タール分離工程で分離したタール液を100°C以下に冷却するタール液冷却工程と、前記タール液の全部又は一部を前記内部循環キルンに送入するタール液供給工程と、内部循環キルン内の圧力が常に大気圧になるようにガスの流量を制御するガス流量制御工程と、内部循環キルンに直結するチャー排出管を跨いで夫々異なる高さに設けられた複数の電極対に電流を印加して通電の有無からチャーのレベルを計測し、チャーのレベルを所定範囲内に保ちながらチャーを系外に連続的に抜き出すチャー抜出工程と、を有する有機廃棄物の熱分解ガス化方法である。【選択図】図5

請求項（抜粋）：

有機廃棄物を、粉粒体を内部循環させるように構成された内部循環キルンを用い、酸素の非存在下で500〜800°Cの温度に加熱して熱分解ガスとチャーとに分解する熱分解ガス化工程と、前記熱分解ガスと液体炭化水素化合物の霧状粒子とを並流接触させて熱分解ガスの温度を50°Cまで低下させ、熱分解ガスを、沸点50°C以上の液体炭化水素化合物であるタール液と、タール液が除去された熱分解ガスである乾ガスとに分離するタール分離工程と、前記タール分離工程で分離したタール液を、前記タール分離工程における前記液体炭化水素化合物として使用するために50°C以下に冷却するタール液冷却工程と、前記タール液の全部又は一部を前記内部循環キルンに送入するタール液供給工程と、前記内部循環キルン内の圧力が常に大気圧になるようにガスの流量を制御するガス流量制御工程と、前記内部循環キルンに直結するチャー排出管を跨いで夫々異なる高さに設けられた複数の電極対に電流を印加して通電の有無からチャーのレベルを計測し、チャーのレベルを所定範囲内に保ちながらチャーを系外に連続的に抜き出すチャー抜出工程と、を有する有機廃棄物の熱分解ガス化方法。

IPC (7件)：

C10J 3/72 , C10J 3/00 , B09B 3/00 , F23G 7/00 , G21F 9/28 , G21F 9/32 , F23G 5/20

FI (12件)：

C10J3/72 F , C10J3/72 H , C10J3/00 A , C10J3/72 A , B09B3/00 302Z , B09B3/00 303Z , F23G7/00 J , F23G7/00 D , F23G7/00 Z , G21F9/28 Z , G21F9/32 Z , F23G5/20 A

Fターム (56件)：

3K161AA04 , 3K161AA05 , 3K161BA02 , 3K161CA03 , 3K161DA33 , 3K161EA01 , 3K161EA02 , 3K161EA13 , 3K161EA22 , 3K161EA31 , 3K161EA32 , 3K161EA37 , 3K161EA41 , 3K161EA44 , 3K161EA47 , 3K161FA22 , 3K161FA23 , 3K161FA27 , 3K161FA62 , 3K161FA69 , 3K161GA02 , 3K161GA14 , 3K161HA03 , 3K161HC13 , 3K161JA02 , 3K161JA25 , 3K161LA03 , 3K161LA17 , 3K161LA26 , 3K161LA33 , 3K261AA02 , 3K261AA03 , 3K261AA08 , 3K261DA02 , 3K261DA08 , 3K261DA10 , 3K261DA15 , 3K261DA28 , 4D004AA01 , 4D004AA04 , 4D004AC05 , 4D004BA03 , 4D004CA26 , 4D004CA27 , 4D004CA42 , 4D004CB09 , 4D004CB42 , 4D004CB43 , 4D004CC09 , 4D004DA01 , 4D004DA02 , 4D004DA03 , 4D004DA06 , 4D004DA07 , 4D004DA12 , 4D004DA20

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