特許
J-GLOBAL ID:201303077930731324

家電機器制御システムおよび家電機器制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人日誠国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-185637
公開番号(公開出願番号):特開2013-048326
出願日: 2011年08月29日
公開日(公表日): 2013年03月07日
要約:
【課題】使用電力量の合計を制限する際も、環境条件に応じ電力需要家が所望する家電機器の使用状態の維持が可能な家電機器制御システムを提供する。【解決手段】電力量計測部/制御部4a〜4hと環境情報計測部5a〜5cとにより各家電機器の使用電力量と環境条件とを定期的に計測して機器制御サーバ20に送信し、使用状況テーブル24aに順次蓄積する。機器制御サーバ20は、蓄積したデータに基づいて各環境条件における各家電機器の使用確率を使用確率推定部21で推定した結果に基づき、使用優先度決定部22で各家電機器の使用優先度を決定し、使用優先度登録テーブル24bに登録する。家電機器の使用電力量の合計が所定の電力量閾値を超えた際、機器制御部23により、登録された使用優先度の低い家電機器を1ないし複数停止すべき停止候補機器として抽出して制御指示として屋内制御サブシステム10に送信し、該当する家電機器の動作を停止させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
電力需要家の宅内に設置した屋内制御サブシステムと、通信ネットワークを介して前記屋内制御サブシステムに接続した機器制御サーバと、によって当該電力需要家の宅内に設置された1ないし複数の家電機器の動作を制御する家電機器制御システムにおいて、前記屋内制御サブシステムは、前記機器制御サーバとの間で前記通信ネットワークを介して各種情報を送受信する家庭内通信部と、各前記家電機器ごとに配置し、対応する前記家電機器の使用電力量をあらかじめ定めた周期ごとに計測して前記家庭内通信部に送出するとともに、前記家庭内通信部を介して前記機器制御サーバからの制御指示を受信した際に対応する前記家電機器への電力供給を制御する電力計測部/制御部と、前記電力計測部/制御部の計測動作と同期して屋内外の環境条件を計測して前記家庭内通信部に送出する環境情報計測部と、を少なくとも備え、前記機器制御サーバは、前記屋内制御サブシステムからあらかじめ定めた周期ごとに送信されてくる各前記家電機器の使用電力量と前記環境条件とに関する情報を順次蓄積する使用状況テーブルと各前記家電機器の使用優先度を設定登録する使用優先度登録テーブルとを少なくとも含むデータベースと、前記使用状況テーブルに蓄積された各前記家電機器の使用電力量と前記環境条件とに関する情報に基づいて、多変量解析を行うことによって、前記環境条件それぞれにおける前記家電機器それぞれの使用確率を推定する使用確率推定部と、該使用確率推定部において推定した前記家電機器それぞれの使用確率に基づいて、前記家電機器それぞれの使用優先度を決定して、前記使用優先度登録テーブルに設定登録する使用優先度決定部と、前記屋内制御サブシステムにおける前記家電機器の使用電力量の合計があらかじめ定めた電力量閾値を超えたことを検知した際に、前記使用優先度登録テーブルに設定登録された前記家電機器それぞれの使用優先度を参照して、該使用優先度の低い前記家電機器を、前記使用電力量の合計が前記電力量閾値を超えない範囲に収まるように、1ないし複数、動作を停止すべき停止候補機器として抽出して、抽出した前記停止候補機器の停止を指示する制御指示を前記屋内制御サブシステムに対して送信する機器制御部とを少なくとも備えていることを特徴とする家電機器制御システム。
IPC (1件):
H04Q 9/00
FI (2件):
H04Q9/00 301D ,  H04Q9/00 301A
Fターム (4件):
5K048BA01 ,  5K048EB02 ,  5K048EB10 ,  5K048HA33

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