特許
J-GLOBAL ID:201303078549476667

最適モデル推定装置、方法、及びプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人太陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-199475
公開番号(公開出願番号):特開2013-061768
出願日: 2011年09月13日
公開日(公表日): 2013年04月04日
要約:
【課題】誤差の分散値を推定せずに、高精度にモデリングを行うことができるようにする。【解決手段】状態空間モデリング部22によって、観測値の時系列データに基づいて、カルマンフィルタのモデルパラメータを推定する。正規化カルマンフィルタデザイン部22において、状態ベクトルXの推定誤差分散の共分散行列を予測誤差分散で正規化した正規化推定誤差分散共分散行列と、正規化誤差λとを用いた正規化カルマンフィルタが定められる。状態推定部23によって、定められた正規化カルマンフィルタに従って、予測値を時系列に算出すると共に、対応する観測値との予測誤差を各々算出する。最適モデル推定部24によって、予め用意された正規化誤差λの各値を用いたときに状態推定部23によって各々算出された予測誤差に基づいて、最適な正規化誤差λを特定し、最適な正規化誤差λを用いた正規化カルマンフィルタを、最適モデルの推定結果とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
観測値の時系列データに基づいて、モデル誤差を用いて状態ベクトルXを時間更新するための状態更新式、及び観測誤差を用いて状態ベクトルXと観測値との関係を示す観測方程式を用いた状態空間モデルで表わされるカルマンフィルタのモデルパラメータを推定する状態空間モデリング手段と、 前記状態空間モデリング手段によって推定された前記モデルパラメータに基づいて定められた、前記状態ベクトルXの推定誤差分散の共分散行列を、モデル誤差分散及び観測誤差分散の和である予測誤差分散で正規化した正規化推定誤差分散共分散行列と、前記モデル誤差分散及び前記観測誤差分散の何れか一方を前記予測誤差分散で正規化した正規化誤差λとを用いた状態ベクトルXの時間更新及び観測更新を行う正規化カルマンフィルタに従って、前記時系列データの各観測値を用いて予測値を時系列に算出すると共に、時系列に算出された前記予測値と対応する観測値との予測誤差を各々算出する状態推定手段と、 予め用意された前記正規化誤差λの各値を用いたときに前記状態推定手段によって各々算出された前記予測誤差に基づいて、最適な正規化誤差λを特定し、最適な正規化誤差λを用いた前記正規化カルマンフィルタを、最適モデルの推定結果とする最適モデル推定手段と、 を含む最適モデル推定装置。
IPC (1件):
G05B 13/02
FI (1件):
G05B13/02 D
Fターム (4件):
5H004GA04 ,  5H004JB23 ,  5H004KC28 ,  5H004LA12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 1次元量予測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-323221   出願人:日本電信電話株式会社

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