特許
J-GLOBAL ID:201303078797618486

イムノクロマトグラフィー検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿澤 紀世雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-066409
公開番号(公開出願番号):特開2013-195403
出願日: 2012年03月22日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】 免疫クロマトグラフィー装置を用いて検出対象物を検出する従来技術に比して、非特異的反応を抑制することができるイムノクロマトグラフィー検出方法、およびそれを用いた、高性能、高感度な免疫クロマトグラフィー装置ならびに迅速、簡便な検査ができる検出キットを提供する。【解決手段】 本発明は、イムノクロマトグラフィー法により試料中の検出対象物を検出するイムノクロマトグラフィー装置であって、標識物質が分子量2000〜20000のメルカプト基を1以上有するポリアルキレングリコールまたはその誘導体により保護され、アルギニン及びカゼインと共に標識物質保持部に乾燥保持されていることを特徴とするイムノクロマトグラフィー装置およびそれを用いる検出方法または検出キットである。本発明のイムノクロマトグラフィー装置を用いる検出方法にあっては、ブランク発色といった非特異的反応を消失することができるため、高性能、高感度な検査が可能である。【選択図】なし
請求項(抜粋):
検体を含む展開液をイムノクロマトグラフ媒体中に添加する工程、標識物質保持部に乾燥保持されている金ナノ粒子により修飾された標識物質により検出対象物を認識させる工程、標識物質と検出対象物の複合体を移動相として展開させる工程、および展開された移動相中の検出対象物を判定部で検出する工程からなるイムノクロマトグラフィー検出方法において、標識物質をメルカプト基を1以上有するポリアルキレングリコール及び/又はその誘導体で保護し、次いでアルギニン及びカゼインと共に標識物質保持部に乾燥保持させることを特徴とするイムノクロマトグラフィー検出方法。
IPC (1件):
G01N 33/543
FI (3件):
G01N33/543 521 ,  G01N33/543 541Z ,  G01N33/543 501J
引用特許:
審査官引用 (6件)
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