特許
J-GLOBAL ID:201303078802424113

伝送ラインアドレス重複検出方式およびその方式に使用する子局ターミナル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 酒井 宏明
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-543400
特許番号:特許第5208327号
出願日: 2012年04月27日
要約:
【要約】 単一の制御部に接続された親局と複数の被制御装置に対応する複数の子局を伝送クロックで同期させ共通のデータ信号線を介しデータ伝送を行う伝送同期方式を採用した制御・監視信号伝送システムにおいて伝送ラインの断線を正確に検出することができる伝送ラインアドレス重複検出方式とその方式に使用する子局ターミナルを提供する。親局から共通データ信号線に出力される一連のパルス状信号に、制御データ信号のデータと監視データ信号のデータとで構成される制御・監視データ領域と異なる、複数のパルス状信号で構成される管理データ領域を設け、子局は、自局で生成した乱数データを元数とし、元数に基づき複数ビットのデータからなる比較照合用データを複数生成し、複数の比較照合用データからなる信号を管理データ領域に重畳し、親局は、複数の比較照合用データを所定の取り決めに従って比較した結果に基づき複数の子局におけるアドレス重複の有無を判定する。
請求項(抜粋):
【請求項1】 単一の親局と複数の子局を共通データ信号線で接続し、 前記親局が有するタイミング発生手段で生成される伝送クロックの制御下で、 前記親局は、制御部から引き渡された制御データの値に応じた制御データ信号として一連のパルス状信号を前記共通データ信号線に出力すると共に、前記一連のパルス状信号に前記複数の子局の各々から前記クロックの1周期毎に重畳された監視データ信号のデータ値を抽出し、これを前記制御部に引き渡し、 前記複数の子局の各々は、前記一連のパルス状信号の始まりを示すスタート信号を起点として、前記一連のパルス状信号のパルスをカウントし、前記カウントの値が自局アドレスと一致したとき、前記一連のパルス状信号から自局に対応する前記制御データを抽出するとともに、前記自局に対応する前記制御データを抽出したクロックと同じパルス周期に、前記監視データ信号を前記一連のパルス状信号に重畳する制御・監視信号伝送システムにおいて、 前記一連のパルス状信号に、前記制御データ信号のデータと前記監視データ信号のデータとで構成される制御・監視データ領域と異なる、複数のパルス状信号で構成される管理データ領域を設け、 前記子局は、自局で生成した乱数データを元数とし、前記元数に基づいて、複数ビットのデータからなる所定の取り決めに従った比較照合用データを複数生成し、前記元数および前記複数の比較照合用データからなる信号を前記管理データ領域に重畳して前記共通データ信号線に出力し、 前記親局は、前記共通データ信号線から抽出した前記複数の比較照合用データを、所定の取り決めに従って逆変換したデータと、前記元数とを比較した結果に基づいて、複数の前記子局におけるアドレス重複の有無を判定することを特徴とする伝送ラインアドレス重複検出方式。
IPC (1件):
H04L 12/28 ( 200 6.01)
FI (1件):
H04L 12/28 200 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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