特許
J-GLOBAL ID:201303079079415506

プリテンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 温
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-350925
公開番号(公開出願番号):特開2002-154405
特許番号:特許第4907761号
出願日: 2000年11月17日
公開日(公表日): 2002年05月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 緊急時にシートベルトの巻取軸を巻き取り方向に回転させてベルトにプリテンションを与えるプリテンショナであって; ガスジェネレータと、 該ガスジェネレータの発生するガスによって加速される一連の複数のボールと、 該ボールを案内する通路と、 該ボールが当たって回転駆動力を与える複数の駆動点を有する上記巻取軸に連結される回転部材と、 を備え、 上記回転部材の駆動点は、上記通路内に一部入り込んでおり、 上記通路と上記駆動点により規定される上記ボールの通過する空間が、上記通路及び上記回転部材の破壊することのない弾性変形域に基づき規定されている寸法だけ、かつ、上記ボールが上記駆動点を押しつつ上記通路内を通過する際に、上記ボールの逃げ若しくは上記回転部材のずれ、又は、上記ボールの逃げ及び上記回転部材のずれが防止され、所定値以上のベルト引き込み力が得られる程度に、上記ボールの寸法より狭く、 上記通路としてのパイプを備え、該パイプには切欠き部が形成されており、該切欠き部に、上記回転部材の上記駆動点としてのリングギアの外歯が入り込んでおり、 上記リングギアの内側には、上記巻取軸としてのスプールに固定されたピニオンが配置されており、 該ピニオンは、外周に外歯が形成されているとともに、内周に内歯が形成されており、 上記リングギアの内周面には、上記ピニオンの外歯と噛合可能な内歯が形成されており、 上記リングギアの内周径は、上記ピニオンの外周径より大きく形成されており、上記プリテンショナ不作動の通常状態においては、上記リングギアの上記内歯と上記ピニオンの上記外歯との間にはクリアランスが確保されていて両者は噛み合っておらず、 車両の衝突状態が検知されて上記ガスジェネレータが発火して上記パイプ内にガス圧を供給すると、このガス圧による押圧力は、上記リングギアの外歯に接触している最も先頭の上記ボールに伝達されて上記リングギアに押圧力がかかり、該リングギアが上記ピニオン側に移動して該リングギアの上記内歯と上記ピニオンの上記外歯が噛み合うことを特徴とするプリテンショナ。
IPC (1件):
B60R 22/46 ( 200 6.01)
FI (1件):
B60R 22/46

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