特許
J-GLOBAL ID:201303079433734851
携帯電話利用者が番号ポータビリティを利用してキャリア変更したことを検知するコンピューティング
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色国際特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-216717
特許番号:特許第5265800号
出願日: 2012年09月28日
要約:
【課題】携帯電話の利用者が番号ポータビリティを利用して携帯電話会社を変更したという事象(キャリア変更)を意味のあるマーケティング情報として捉え、日々発生するキャリア変更の情報をすみやかに検知する。
【解決手段】ISDNに接続したコンピューターを用い、調査対象リストに記録されている携帯電話番号を着番号とし、伝達能力を「非制限デジタル」とした呼設定メッセージをISDNに送信し、その呼に対する網からの切断メッセージを受信し、その切断メッセージの「理由表示」と「生成源」の記述内容に基づいて、当該携帯電話番号のキャリアを特定することができるキャリア識別情報を当該携帯電話番号に対応づけして記録する処理を定期的に繰り返し実施するとともに、ある携帯電話番号についての最新の調査によるキャリア識別情報と前回の調査によるキャリア識別情報とが同一キャリアを示しているか否かを判定する。
【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 ISDNに接続したコンピューターを用い、調査対象リストに記録されている携帯電話番号を着番号とし、伝達能力を「非制限デジタル」とした呼設定メッセージをISDNに送信し、その呼に対する網からの切断メッセージを受信し、その切断メッセージの「理由表示」と「生成源」の記述内容に基づいて、各携帯電話番号のキャリアを特定することができるキャリア識別情報を各携帯電話番号に対応づけして記録するとともに、各携帯電話番号についての最新の調査によるキャリア識別情報と前回の調査によるキャリア識別情報とが同一キャリアを示しているか否かを判定し、両者が異なるキャリアを示している場合には、その携帯電話番号のキャリア変更検知時点を記録することを定期的に繰り返し実施する第1処理と、
第1処理にて記録された情報に基づいて、キャリア変更を検知した携帯電話番号と、少なくとも変更後の新しいキャリアを特定する情報とを対応づけして出力する第2処理と、
第1処理にて記録された情報に基づいて、キャリア変更を検知した各携帯電話番号について、それぞれのキャリア変更検知時点を起点として経過期間を計数する第3処理と、
第3処理にて計数した各携帯電話番号ごとの経過期間とあらかじめ設定された所定期間とを比較し、ある携帯電話番号の前記経過期間が前記所定期間に達した時点において、当該携帯電話番号に対応づけして「キャリア契約期間の満了の可能性」を知らせる情報を出力する第4処理と、
を行うコンピューティングの方法。
IPC (2件):
H04M 11/00 ( 200 6.01)
, H04M 3/42 ( 200 6.01)
FI (2件):
H04M 11/00 302
, H04M 3/42 Z
引用特許: