特許
J-GLOBAL ID:201303079474924312

ビード付きガスケット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 落合 健 ,  仁木 一明 ,  ▲ぬで▼島 愼二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-269795
公開番号(公開出願番号):特開2013-119946
出願日: 2011年12月09日
公開日(公表日): 2013年06月17日
要約:
【課題】 二つの部材間に挟持されるガスケットにおいて、圧縮初期から高圧縮時まで安定して広い接触幅を得る。【解決手段】 ガスケットGに形成された畝状のビード15は、第1〜第5屈曲部16A〜16Eで接続された第1〜第4ビード面14A〜14Dで構成される。ビード15の第5屈曲部16Eを一方の部材で他方の部材に向けて下向きに圧縮したとき、鋭角の傾斜角θA,θBが大きい第1、第2屈曲部16A,16Bの曲げ剛性は鋭角の傾斜角θC,θDが小さい第3、第4屈曲部16C,16Dの曲げ剛性よりも高いため、曲げ剛性が低い第3、第4屈曲部16C,16Dが先に押し曲げられて、第3、第4ビード面14C,14Dが平坦になる。ここから更に圧縮していっても、第5屈曲部16Eは元々上向きに凸に屈曲しているため、その第5屈曲部16Eが下向きに凸に中折れして一方の部材から離れることが防止され、第3、第4ビード面14C,14Dの全域が一方の部材に接触し続ける。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
二つの部材(11,12)間に挟持されるガスケット(G)が、第1、第2平坦面(13A,13B)間に形成されて前記二つの部材(11,12)の一方側に突出するビード(15)を有するビード付きガスケットであって、 前記ビード(15)の横断面は、前記第1、第2平坦面(13A,13B)からそれぞれ第1、第2屈曲部(16A,16B)を介して屈曲する第1、第2ビード面(14A,14B)と、前記第1、第2ビード面(14A,14B)からそれぞれ第3、第4屈曲部(16C,16D)を介して屈曲して第5屈曲部(16E)において相互に接続する第3、第4ビード面(14C,14D)とを備え、 前記第1屈曲部(16A)における前記第1ビード面(14A)の前記第1、第2平坦面(13A,13B)の方向に対する傾斜角(θA)は、前記第3屈曲部(16C)における前記第3ビード面(14C)の前記第1、第2平坦面(13A,13B)の方向に対する傾斜角(θC)よりも大きく、 前記第2屈曲部(16B)における前記第2ビード面(14B)の前記第1、第2平坦面(13A,13B)の方向に対する傾斜角(θB)は、前記第4屈曲部(16D)における前記第4ビード面(14D)の前記第1、第2平坦面(13A,13B)の方向に対する傾斜角(θD)よりも大きく、 前記四つの傾斜角(θA,θB,θC,θd)は何れも鋭角であることを特徴とするビード付きガスケット。
IPC (2件):
F16J 15/08 ,  F16J 15/06
FI (2件):
F16J15/08 H ,  F16J15/06 P
Fターム (6件):
3J040AA01 ,  3J040BA03 ,  3J040EA08 ,  3J040EA09 ,  3J040EA18 ,  3J040FA01
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 内燃機関用メタルガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-202939   出願人:本田技研工業株式会社
  • ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-281569   出願人:エヌオーケー株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-071832   出願人:日産ディーゼル工業株式会社
審査官引用 (3件)
  • 内燃機関用メタルガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-202939   出願人:本田技研工業株式会社
  • ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-281569   出願人:エヌオーケー株式会社, トヨタ自動車株式会社
  • ガスケット
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-071832   出願人:日産ディーゼル工業株式会社

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