特許
J-GLOBAL ID:201303080186008946

架橋フッ素樹脂複合材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 野村 康秀 ,  野田 直人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-235682
公開番号(公開出願番号):特開2013-027875
特許番号:特許第5303769号
出願日: 2012年10月25日
公開日(公表日): 2013年02月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 基材上に架橋フッ素樹脂層が形成された架橋フッ素樹脂複合材料であって、 (i)該架橋フッ素樹脂複合材料が、下記の工程1〜4、 (1)基材上に、未焼成かつ未架橋のフッ素樹脂層を形成する工程1; (2)該フッ素樹脂層を、該フッ素樹脂の融点(Tm)から該融点より150°C高い温度(Tm+150°C)までの範囲内の温度に加熱して焼成する工程2; (3)焼成した未架橋フッ素樹脂層の温度を、該フッ素樹脂の融点(Tm)より60°C低い温度(Tm-60°C)から該融点より1°C低い温度(Tm-1°C)までの範囲内の温度に調整する工程3;及び (4)温度調整した該未架橋フッ素樹脂層に、酸素濃度1,000ppm以下の雰囲気下、照射線量が50〜250kGyの範囲内の放射線を照射して、未架橋フッ素樹脂を架橋する工程4;を含む製造方法で製造された架橋フッ素樹脂複合材料であり、かつ、 (ii)該架橋フッ素樹脂複合材料の耐摩耗性が、回転摩耗試験の積算回転数が10万回の場合に、該架橋フッ素樹脂層の膜厚減少量が、3.0μm以下である耐摩耗性であり、その際、該回転摩耗試験は、該架橋フッ素樹脂複合材料の基材を固定し、該架橋フッ素樹脂層の上に、ナイロン不織布に酸化アルミニウムまたはシリコンカーバイトである研磨砥粒を均一に塗布し接着させた3次元構造を持つ研磨材と2kgの重りをこの順で載せ、該研磨材と重りを200rpmで回転させる回転摩耗試験である、 架橋フッ素樹脂複合材料。
IPC (3件):
B05D 7/24 ( 200 6.01) ,  B05D 3/06 ( 200 6.01) ,  C08J 7/00 ( 200 6.01)
FI (4件):
B05D 7/24 302 L ,  B05D 3/06 101 A ,  C08J 7/00 305 ,  C08J 7/00 CEW
引用特許:
審査官引用 (11件)
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