特許
J-GLOBAL ID:201303080323039463

カドミウムの電気化学的分析方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 西村 竜平 ,  佐藤 明子 ,  齊藤 真大
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-161082
公開番号(公開出願番号):特開2013-024776
出願日: 2011年07月22日
公開日(公表日): 2013年02月04日
要約:
【課題】試料溶液中のカドミウムを電気化学的手法によって簡便な操作で、高感度かつ高精度に検出・定量することができる分析方法及び装置を提供する。【解決手段】対電極3とカーボン電極からなる作用電極2とを用いて、試料溶液S中のカドミウムを電気化学的に分析する方法で、前記試料溶液Sに第11族元素を添加する添加工程と、前記第11族元素が添加された前記試料溶液Sに前記作用電極と前記対電極とを接触させた状態で、前記作用電極と前記対電極との間に、前記作用電極にカドミウムと前記第11族元素との複合体を前記作用電極電着させる電着工程と、前記作用電極と前記対電極との間に、前記作用電極に電着した前記複合体が溶出する電圧を印加して、前記作用電極から前記複合体を溶出させる溶出工程と、前記複合体の溶出に起因して、前記作用電極と前記対電極との間に生じた電流を検出する検出工程と、を備えている。【選択図】図6
請求項(抜粋):
対電極とカーボン電極からなる作用電極とを用いて、試料溶液中のカドミウムを電気化学的に分析する方法であって、 前記試料溶液に第11族元素を添加する添加工程と、 前記第11族元素が添加された前記試料溶液に前記作用電極と前記対電極とを接触させた状態で、前記作用電極と前記対電極との間に、前記作用電極にカドミウムと前記第11族元素との複合体が電着する電圧を印加し、前記作用電極に前記複合体を電着させる電着工程と、 前記作用電極と前記対電極との間に、前記作用電極に電着した前記複合体が溶出する電圧を印加して、前記作用電極から前記複合体を溶出させる溶出工程と、 前記複合体の溶出に起因して、前記作用電極と前記対電極との間に生じた電流を検出する検出工程と、を備えていることを特徴とする電気化学的分析方法。
IPC (2件):
G01N 27/48 ,  G01N 27/30
FI (2件):
G01N27/48 311 ,  G01N27/30 B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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