特許
J-GLOBAL ID:201303081286584630
蓋体の開閉機構
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人 共立
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-121577
公開番号(公開出願番号):特開2013-244918
出願日: 2012年05月29日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】開口を有する本体に対して開口を開閉する蓋体が二軸的に揺動する蓋体の開閉機構において、部品点数の増加を抑えた簡素な構成で、蓋体の揺動動作中の良好な操作フィーリングが得られる蓋体の開閉機構を提供する。【解決手段】本体3に固定された第一固定テーパ部5bは、第一揺動軸A1から離れるにつれて本体3に近づくように傾斜し、第一ピニオン6に固定された第一可動テーパ部6bは、第二揺動軸A2から離れるにつれて本体3から離れるように傾斜している。本体3に固定された第二固定テーパ部7bは、第一揺動軸A1から離れるにつれて本体3から離れるように傾斜し、第二ピニオン8に固定された第二可動テーパ部8bは、第二揺動軸A2から離れるにつれて本体3から離れるように傾斜している。蓋体4の揺動動作中常に、第一固定テーパ部5bと第一可動テーパ部8bとが、及び第二固定テーパ部7bと第二可動テーパ部8bとが当接している。【選択図】図1
請求項(抜粋):
開口を有する本体と揺動により該開口を開閉する蓋体との間に介在し、該蓋体の揺動軸に直交する面に対して面対称形状に設けられる蓋体の開閉機構であって、
前記蓋体の仮想の第一揺動軸を中心とした第一円弧に沿うように該第一円弧の半径方向外側に向いた歯が形成され前記本体の前記開口を挟んで対向する一側部及び他側部に固定された一対の第一ラックと、
各前記第一ラックと噛合すると共に前記蓋体の前記一側部側及び前記他側部側のそれぞれに固定された一対の円弧状の第一ピニオンと、
前記第一円弧よりも大径で前記第一揺動軸を中心とした第二円弧に沿うように該第二円弧の半径方向内側に向いた歯が形成され前記本体の前記一側部及び前記他側部に固定された一対の第二ラックと、
各前記第二ラックと噛合すると共に前記蓋体の第二揺動軸となる各前記第一ピニオンの回動中心にそれぞれ回動自在に枢支された一対の円弧状の第二ピニオンと、
前記第一揺動軸から離れるにつれて前記本体に近づくように傾斜すると共に前記第一円弧に沿うように形成され該本体の前記一側部及び前記他側部に固定された一対の第一固定テーパ部と、
前記第二揺動軸から離れるにつれて前記本体から離れるように傾斜すると共に各前記第一ピニオンの歯のピッチ円に沿うように形成されかつ各該第一ピニオンに固定され、前記蓋体の揺動動作中常に各前記第一固定テーパ部に当接する一対の第一可動テーパ部と、
前記第一揺動軸から離れるにつれて前記本体から離れるように傾斜すると共に前記第二円弧に沿うように形成され該本体の前記一側部及び前記他側部に固定された一対の第二固定テーパ部と、
前記第二揺動軸から離れるにつれて前記本体から離れるように傾斜すると共に各前記第二ピニオンの歯のピッチ円に沿うように形成されかつ各該第二ピニオンに固定され、前記蓋体の揺動動作中常に各前記第二固定テーパ部に当接する一対の第二可動テーパ部と、
を備える蓋体の開閉機構。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (3件):
3D022CA07
, 3D022CC19
, 3D022CD12
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