特許
J-GLOBAL ID:201303082119190040

ガスバリア性積層フィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (17件): 蔵田 昌俊 ,  高倉 成男 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  福原 淑弘 ,  峰 隆司 ,  白根 俊郎 ,  村松 貞男 ,  野河 信久 ,  幸長 保次郎 ,  河野 直樹 ,  砂川 克 ,  井関 守三 ,  佐藤 立志 ,  岡田 貴志 ,  堀内 美保子 ,  竹内 将訓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-071771
公開番号(公開出願番号):特開2013-202822
出願日: 2012年03月27日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】通常の加工を施してもガスバリア性が劣化せず、高いガスバリア性を持つ透明なガスバリア性積層フィルムの提供。【解決手段】基材層1の表面上にガスバリア層2、ガスバリア被膜層3を順次積層し、ガスバリア層2は酸化珪素からなり、ガスバリア被膜層3は、一般式Si(OR1)4で表される珪素化合物およびその加水分解物のうちの少なくとも1つと、一般式(R2Si(OR3)3)nで表される珪素化合物、およびその加水分解物のうちの少なくとも1つと、水酸基を有する水溶性高分子と、を含有する塗布液を塗布して乾燥してなり、前記ガスバリア層2の厚さ(X)が、3nm以上30nm以下であり、前記ガスバリア被膜層3の厚さ(Y)が、50nm以上3000nm以下であり、前記ガスバリア層2を積層する前記基材層1の表面の算術平均粗さRaがZ[nm]であり、X、YおよびZの関係が、XY≧1000、Z≦X/10の式を満たす。【選択図】図1
請求項(抜粋):
透明なプラスチックフィルムからなる基材層1の一方の表面上に、ガスバリア層2、ガスバリア被膜層3を順次積層してなるガスバリア性積層フィルムにおいて、 前記ガスバリア層2は、酸化珪素からなり、 前記ガスバリア被膜層3は、 一般式Si(OR1)4...(1)で表される珪素化合物およびその加水分解物のうちの少なくとも1つと、 一般式(R2Si(OR3)3)n...(2)で表される珪素化合物、およびその加水分解物のうちの少なくとも1つと、 (但し、一般式(1)および(2)中、R1、R3はCH3、C2H5、またはC2H4OCH3、R2は有機官能基を表し、nは1以上の整数を表す。) 水酸基を有する水溶性高分子と を含有する塗布液を、塗布して乾燥させてなり、 前記ガスバリア層2の厚さ(X)が、3nm以上30nm以下であり、 前記ガスバリア被膜層3の厚さ(Y)が、50nm以上3000nm以下であり、 前記ガスバリア層2を積層する前記基材層1の表面の算術平均粗さRaがZ[nm]であり、 X、YおよびZの関係が、下記2つの式を満たすことを特徴とするガスバリア性積層フィルム。 XY≧1000 Z≦X/10 (式中の厚さX、Yおよび算術平均粗さZの単位はnmである。)
IPC (4件):
B32B 9/00 ,  C23C 16/42 ,  C23C 16/50 ,  B65D 65/40
FI (4件):
B32B9/00 A ,  C23C16/42 ,  C23C16/50 ,  B65D65/40 D
Fターム (42件):
3E086AA21 ,  3E086AB02 ,  3E086AD30 ,  3E086BA04 ,  3E086BA15 ,  3E086BA24 ,  3E086BA35 ,  3E086BA40 ,  3E086BB01 ,  3E086BB22 ,  3E086BB75 ,  3E086CA01 ,  3E086CA28 ,  3E086CA31 ,  3E086CA35 ,  3E086DA08 ,  4F100AA20B ,  4F100AK21 ,  4F100AK42 ,  4F100AK52C ,  4F100AT00A ,  4F100BA03 ,  4F100BA10A ,  4F100BA10C ,  4F100EH66 ,  4F100EJ38 ,  4F100GB15 ,  4F100JB16A ,  4F100JD02B ,  4F100JD02C ,  4F100JK15A ,  4F100JN01A ,  4F100YY00A ,  4K030AA06 ,  4K030AA14 ,  4K030BA44 ,  4K030CA07 ,  4K030CA17 ,  4K030FA03 ,  4K030GA14 ,  4K030JA01 ,  4K030LA24

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