特許
J-GLOBAL ID:201303082509826492
挿抜性に優れた錫めっき銅合金端子材
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-177937
公開番号(公開出願番号):特開2013-174006
出願日: 2012年08月10日
公開日(公表日): 2013年09月05日
要約:
【課題】優れた電気接続特性を発揮しながら動摩擦係数を0.3以下にまで低減して、挿抜性に優れた錫めっき銅合金端子材を提供する。【解決手段】Cu合金からなる基材上の表面にSn系表面層が形成され、該Sn系表面層と基材との間にCuSn合金層が形成された錫めっき銅合金端子材であって、CuSn合金層は、Cu6Sn5を主成分とし、該Cu6Sn5のCuの一部がNi及びSiに置換した化合物を前記基材側界面付近に有する合金層であり、Sn系表面層の平均厚みが0.2μm以上0.6μm以下であり、CuSn合金層の油溜まり深さRvkが0.2μm以上であり、かつSn系表面層の表面に露出するCuSn合金層の面積率が10%以上40%以下であり、動摩擦係数が0.3以下である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
Cu合金からなる基材上の表面にSn系表面層が形成され、該Sn系表面層と前記基材との間にCuSn合金層が形成された錫めっき銅合金端子材であって、前記CuSn合金層は、Cu6Sn5を主成分とし、該Cu6Sn5のCuの一部がNi及びSiに置換した化合物を前記基材側界面付近に有する合金層であり、前記CuSn合金層の油溜まり深さRvkが0.2μm以上であり、かつ前記Sn系表面層の平均厚みが0.2μm以上0.6μm以下であり、前記Sn系表面層の表面に露出する前記CuSn合金層の面積率が10%以上40%以下であり、動摩擦係数が0.3以下であることを特徴とする銅合金端子材。
IPC (4件):
C25D 7/00
, C25D 5/50
, H01R 13/03
, C25D 5/10
FI (4件):
C25D7/00 H
, C25D5/50
, H01R13/03 D
, C25D5/10
Fターム (7件):
4K024AA07
, 4K024AA09
, 4K024AB02
, 4K024BA09
, 4K024BB10
, 4K024DB02
, 4K024GA16
前のページに戻る