特許
J-GLOBAL ID:201303082589553661

生体情報提示装置および生体情報提示方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  梶並 順 ,  上田 俊一 ,  吉田 潤一郎 ,  武井 義一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-122073
公開番号(公開出願番号):特開2013-244343
出願日: 2012年05月29日
公開日(公表日): 2013年12月09日
要約:
【課題】従来では、精度よく識別できなかった血管の位置、太さ、方向といった生体の情報を簡単かつ正確に可視化することのできる生体情報提示装置および生体情報提示方法を得る。【解決手段】第一の検査用光源から生体の可視化させたい部位に近赤外光を照射することにより得られる二次元血管情報と第二の検査用光源からその部位に近赤外光を照射することにより得られる複数の断層画像情報との合成処理を行う。そして、合成処理によって得られた三次元合成画像情報および二次元合成画像情報を画像表示する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
生体の表面から内部を可視化するために、前記生体の表面に近赤外光を照射する第一の検査用光源および第二の検査用光源と、 前記第一の検査用光源から前記生体において可視化する範囲に近赤外光を照射し、照射した前記近赤外光の反射光を用いて前記可視化する範囲を撮影し、撮影した範囲の画像情報を取得する第一の可視化情報取得部と、 前記第一の可視化情報取得部が取得した前記画像情報により可視化される領域の複数ラインのそれぞれに対して二次元血管情報を生成する二次元血管情報生成部と、 前記第二の検査用光源から前記複数ラインの1ライン上に近赤外光を照射し、照射した近赤外光が再び生体表面に出てきた光を複数の地点で検出する第二の光源発光/受光アレー部と、 前記第二の光源発光/受光アレー部が検出した前記光の時間変化計測を行い、検出した前記光の時間変化計測の測定値を算出する時間分解計測部と、 前記生体中の光学特性パラメータの初期分布を仮定し、仮定した前記光学特性パラメータの初期分布に基づいて光の時間変化の計算値を算出し、算出した前記計算値と前記時間分解計測部が算出した測定値との比較処理を行い、前記測定値と前記計算値との誤差があらかじめ規定する許容値内に入るまで、前記光学特性パラメータの初期分布を調整して前記比較処理を繰り返すことにより、前記誤差が許容値内に入る光学特性パラメータを決定し、決定した前記光学特性パラメータに基づき、再構成画像情報を生成する逆問題解析部と、 前記逆問題解析部が生成した再構成画像情報に基づき、前記1ライン上に対応する断層画像情報を生成する断層画像情報生成部と、 前記二次元血管情報生成部が前記二次元血管情報を生成した前記複数ラインの任意のライン位置に対応させて、前記第二の光源発光/受光アレー部、前記時間分解計測部、前記逆問題解析部、および前記断層画像情報生成部による一連処理を行うことで生成される前記任意のライン位置に対応する断層画像情報と、前記二次元血管情報生成部が生成した前記複数ラインのそれぞれの前記二次元血管情報とに基づく合成処理を行うことで、三次元合成画像情報および二次元合成画像情報を生成する合成画像情報生成部と、 前記合成画像情報生成部が生成した前記三次元合成画像情報および前記二次元合成画像情報を画像表示する生体情報表示部と を備え、 前記合成画像情報生成部は、 前記二次元血管情報生成部が前記複数ラインのそれぞれについて生成した二次元血管情報における血管の特定の部位と、前記断層画像情報生成部が前記任意のライン位置に対応して生成した断層画像情報の内、前記特定の部位に対応するそれぞれの断層画像情報に含まれる血管部分とがそれぞれ重なるように合成処理することで、前記二次元血管情報における血管に関する三次元合成画像情報を生成し、 前記二次元血管情報生成部が前記複数ラインのそれぞれについて生成した二次元血管情報における血管の特定の部位に対して、前記断層画像情報生成部が前記任意のライン位置に対応して生成した断層画像情報の内、前記特定の部位に対応するそれぞれの断層画像情報に含まれる血管部分の輝度および色相を参照しながら色相処理を行うことで、前記二次元血管情報における血管に関する二次元合成画像情報を生成する ことを特徴とする生体情報提示装置。
IPC (2件):
A61B 10/00 ,  A61B 5/145
FI (2件):
A61B10/00 E ,  A61B5/14 322
Fターム (4件):
4C038KL05 ,  4C038KL07 ,  4C038KX01 ,  4C038VC01

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