特許
J-GLOBAL ID:201303084592441982
自閉症を診断及び治療する方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
青木 篤
, 石田 敬
, 福本 積
, 古賀 哲次
, 渡辺 陽一
, 中島 勝
, 武居 良太郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-524877
公開番号(公開出願番号):特表2013-501942
出願日: 2010年08月12日
公開日(公表日): 2013年01月17日
要約:
本発明は、乳酸脱水素酵素(LDH)、グアニン脱アミノ酵素(GDA)、コラプシン反応媒介タンパク質1(CRMP1)、ストレス誘導性リンタンパク質1(STIP1)、有棘末端アクチン結合タンパク質Cap Z(CAPZA2)のアルファサブユニット、Yボックス結合タンパク質1(YBX1)、真核生物翻訳及び伸長因子1A1(EEF1A1)、微小管結合タンパク質Tau(MAPT)、ジヒドロピリミジナーゼタンパク質2(DPYSL2)、ダイナミン1様タンパク質(DNM1L)、ラディキシン(RDX)、モエシン(MSN)、及びエジリン(EZR)からなる群から選択される1以上のバイオマーカーに結合する母親抗体を生物試料中で検出することによって、胎児又は子供における自閉症スペクトラム障害(ASD)を発症する危険性を決定する診断方法を提供する。さらに、本発明は、上記で列挙した1以上の胎児バイオマーカーに対する母親由来抗体の結合をブロックする薬剤を母親に投与することによって、又は1以上の胎児バイオマーカーに結合する母親抗体を除去することによって、ASDを発症する胎児又は子供の危険性を予防又は低減する方法を提供する。
請求項(抜粋):
自閉症スペクトラム障害(ASD)を発症する子供の危険性を決定する方法であって、子供の母親からの生物試料において、乳酸脱水素酵素(LDH)、グアニン脱アミノ酵素(GDA)、コラプシン反応媒介タンパク質1(CRMP1)、及びストレス誘導性リンタンパク質1(STIP1)からなる群から選択される1以上のバイオマーカーに結合する母親由来抗体の存在を特定することを含み、ここで、バイオマーカーの1以上に結合する該母親由来抗体の存在がASDを発症する子供の危険性の増大を指示する方法。
IPC (3件):
G01N 33/53
, A61K 45/00
, A61P 25/18
FI (3件):
G01N33/53 N
, A61K45/00
, A61P25/18
Fターム (13件):
4B063QA01
, 4B063QA18
, 4B063QA19
, 4B063QQ03
, 4B063QQ24
, 4B063QQ79
, 4B063QR57
, 4B063QS36
, 4B063QX02
, 4C084AA17
, 4C084NA14
, 4C084ZA182
, 4C084ZC802
引用特許:
引用文献:
出願人引用 (3件)
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ANTIBODIES AGAINST FETAL BRAIN IN SERA OF MOTHERS WITH AUTISTIC CHILDREN
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AUTISM: MATERNALLY DERIVED ANTIBODIES SPECIFIC FOR FETAL BRAIN PROTEINS
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PRENATAL EXPOSURE TO ANTIBODIES FROM MOTHERS OF CHILDREN WITH AUTISM PRODUCES NEUROBEHAVIORAL ALTERA
審査官引用 (4件)
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ANTIBODIES AGAINST FETAL BRAIN IN SERA OF MOTHERS WITH AUTISTIC CHILDREN
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AUTISM: MATERNALLY DERIVED ANTIBODIES SPECIFIC FOR FETAL BRAIN PROTEINS
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ANTIBODIES AGAINST FETAL BRAIN IN SERA OF MOTHERS WITH AUTISTIC CHILDREN
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PRENATAL EXPOSURE TO ANTIBODIES FROM MOTHERS OF CHILDREN WITH AUTISM PRODUCES 以下備考
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