特許
J-GLOBAL ID:201303084612546760

太陽電池の光電変換体の製造方法及び太陽電池の光電変換体並びにその光電変換体を有した太陽電池

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-128398
公開番号(公開出願番号):特開2013-179021
出願日: 2012年05月17日
公開日(公表日): 2013年09月09日
要約:
【課題】主に色素増感型太陽電池において、酸化チタン等の酸化物半導体層を形成する場合の電極面との接合、粒子間の結合の強度の確保のみならず、より効率をあげる為の微粒化、空隙率の向上及び成膜性の調整等を含めた層の厚さや均一性の管理が難しいだけでなく、色素をエタノール等の有機溶剤に溶解させた溶液に成膜した酸化チタン等の酸化物半導体層を浸漬する等の方法により、酸化物半導体層表面に色素を化学吸着させるのであるが、酸化物半導体層に反応性が高く光触媒として効率の良い酸化チタンを用いることから、かかる酸化チタンの解触媒作用も相まって有機色素を介しての励起効果は極めて短命で長寿命化に困難性が生じていた。【解決手段】太陽電池の光電変換体が、酸化物半導体微粒子外周に硫化カドミウム微粒子又はセレン化カドミウム微粒子若しくはカルコパライト系化合物微粒子の少なくとも何れかを付着混合形成して構成されたことを特徴とする。【選択図】図1
請求項(抜粋):
硫化カドミウム又はセレン化カドミウム若しくはカルコパライト系化合物の少なくとも何れかに、30±5%の酢酸水溶液を前記硫化カドミウム又はセレン化カドミウム若しくはカルコパライト系化合物比5〜100重量%添加した後所定時間粉砕して微粒子のペースト状にする工程と、酸化物半導体を所定時間粉砕して微粒子のペースト状にする工程と、かかる酸化物半導体と該酸化物半導体比30〜70重量%の前記微粒子のペースト状にした硫化カドミウム又はセレン化カドミウム若しくはカルコパライト系化合物の少なくとも何れかを合わせた後、適正粘度にエタノール又はプロパノール若しくはイソプロピルアルコールの少なくとも何れかを適宜加えながら所定時間均一分散化させて酸化物半導体微粒子外周に硫化カドミウム微粒子又はセレン化カドミウム微粒子若しくはカルコパライト系化合物微粒子の少なくとも何れかを付着混合形成させる工程とから光電変換体を製造することを特徴とする太陽電池の光電変換体を製造方法。
IPC (2件):
H01M 14/00 ,  H01L 31/04
FI (2件):
H01M14/00 P ,  H01L31/04 Z
Fターム (14件):
5F151AA14 ,  5H032AA06 ,  5H032AS16 ,  5H032BB05 ,  5H032BB10 ,  5H032CC11 ,  5H032CC16 ,  5H032EE01 ,  5H032EE02 ,  5H032EE04 ,  5H032EE07 ,  5H032EE12 ,  5H032HH01 ,  5H032HH04

前のページに戻る