特許
J-GLOBAL ID:201303085489079490

過給エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 高橋 英樹 ,  高田 守 ,  大西 秀和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-014454
公開番号(公開出願番号):特開2013-155614
出願日: 2012年01月26日
公開日(公表日): 2013年08月15日
要約:
【課題】筒内吸入空気量の予測値に基づいて過給エンジンを制御する制御装置において、特に過渡運転時の筒内吸入空気量の予測精度を高める。【解決手段】過給エンジンの物理モデルを用いてスロットル開度の予測値eta0からコンプレッサ流量の予測値mcpvlvとその補正量を計算する。補正量の計算では、物理モデルを用いてスロットル開度の計測値TAからコンプレッサ流量の推定値を計算し、流量センサの応答モデルを用いてコンプレッサ流量推定値をディレイ処理する。そして、流量センサによる吸気流量の計測値とディレイ処理されたコンプレッサ流量推定値mcpcrtsmとの差分を補正量としてコンプレッサ流量予測値mcpvlvを補正する。補正されたコンプレッサ流量予測値mcpfwdから過給圧の予測値epicfwdを計算し、過給圧予測値epicfwdとスロットル開度予測値eta0とに基づいて筒内吸入空気量の予測値を計算する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
過給エンジンの筒内吸入空気量を予測し、その予測値に基づいて前記過給エンジンを制御する制御装置において、 現時点よりも所定時間先の時点におけるスロットル開度の予測値を取得する手段と、 前記過給エンジンの物理モデルを用いて、スロットル開度の前記予測値からコンプレッサ流量の予測値を計算する手段と、 流量センサによる吸気流量の計測値を取得する手段と、 スロットル開度センサによるスロットル開度の計測値を取得する手段と、 前記物理モデルを用いて、スロットル開度の前記計測値からコンプレッサ流量の推定値を計算する手段と、 前記流量センサの応答モデルを用いてコンプレッサ流量の前記推定値をディレイ処理する手段と、 吸気流量の前記計測値とコンプレッサ流量の前記ディレイ処理された推定値との差分を計算し、当該差分を補正量としてコンプレッサ流量の前記予測値を補正する手段と、 コンプレッサ流の前記補正された予測値から過給圧の予測値を計算し、過給圧の前記予測値とスロットル開度の前記予測値とに基づいて筒内吸入空気量の前記予測値を計算する手段と、 を備えることを特徴とする過給エンジンの制御装置。
IPC (1件):
F02D 45/00
FI (3件):
F02D45/00 366F ,  F02D45/00 364G ,  F02D45/00 301E
Fターム (13件):
3G384AA01 ,  3G384BA05 ,  3G384BA07 ,  3G384BA47 ,  3G384CA11 ,  3G384DA07 ,  3G384DA20 ,  3G384DA38 ,  3G384EA30 ,  3G384EC08 ,  3G384ED05 ,  3G384FA01Z ,  3G384FA04Z

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