特許
J-GLOBAL ID:201303085954345436
偏波保持マルチコア光ファイバ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
長谷川 芳樹
, 黒木 義樹
, 近藤 伊知良
, 柴田 昌聰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-220328
公開番号(公開出願番号):特開2013-080126
出願日: 2011年10月04日
公開日(公表日): 2013年05月02日
要約:
【課題】コアの高密度配置及びファイバの細径化を達成し、且つ、コア間クロストークが抑制された偏波保持マルチコア光ファイバを提供する。【解決手段】偏波保持マルチコア光ファイバ1では、楕円コア11を用いているため構造複屈折が生じ、マルチコア光ファイバに含まれる各コアについて偏波主軸方向と一致した直線偏波を入射させれば、偏波状態を維持して伝搬させることが可能となり、一般的な偏波保持マルチコア光ファイバにおいて必要とされる応力付与部等は不要となる。したがって、一定のクラッド断面積内に高密度にコアを配置することが可能となる。また、最近接コア中心間を結ぶ線の方向と界分布の長軸方向(すなわち楕円コアにおける長軸方向)とを異ならせることにより、最近接コア間における界分布のオーバーラップが低減されることから、最近接コア中心間を結ぶ線の方向と界分布の長軸方向とが一致している場合と比較して、コア間のクロストークが低減される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
同一クラッド内に複数のコアを備えた偏波保持マルチコア光ファイバであって、
前記コア又は前記コア近傍の構造非対称性による偏波保持特性を有し、
前記コアは、光の界分布が非対称であって、
前記コアに対して最近接のコアとの中心間を結ぶ直線の方向と、前記コアにおける光の界分布の長軸方向とが互いに異なる
ことを特徴とする偏波保持マルチコア光ファイバ。
IPC (2件):
FI (2件):
G02B6/04 C
, G02B6/16 301
Fターム (3件):
2H046AZ03
, 2H150AC44
, 2H150AC46
引用特許: