特許
J-GLOBAL ID:201303086141424670

建物の張出構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-073007
公開番号(公開出願番号):特開2013-204283
出願日: 2012年03月28日
公開日(公表日): 2013年10月07日
要約:
【課題】袖壁部の設置に関して設計上の制約が生じないようにし、しかも袖壁部と張出屋根部との相互の位置関係によらず袖壁面材を好適に取り付ける。【解決手段】建物本体に設けられた張出部において、張出屋根部は、建物本体の構造部に対して片持ち状態で連結される張出梁ユニット43を有し、この張出梁ユニット43により張出屋根部が支えられている。また、袖壁部16において、袖壁フレーム31は上フレーム部31aと下フレーム部31bとを有し、張出梁ユニット43に対して下フレーム部31bが連結されている。袖壁フレーム31において、袖壁部16の各側面のうち張出屋根部側の側面には、下フレーム部31bの上下方向の寸法に応じた縦寸法を有する外壁面材41が取り付けられるとともに、張出屋根部側でない側面には、上フレーム部31a及び下フレーム部31bの上下方向の寸法に応じた縦寸法を有する外壁面材41が取り付けられている。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
柱及び大梁からなる構造部を有する建物本体と、 前記建物本体から屋外側に張り出すように設けられる袖壁部と、 同じく前記建物本体から屋外側に張り出すように設けられる張出屋根部と、 を備え、前記張出屋根部が、前記袖壁部に連続しかつ前記袖壁部の側面のうち一側面から延びるように設けられている建物の張出構造であって、 前記張出屋根部は、前記構造部に対して片持ち状態で連結される屋根フレームを有し、この屋根フレームにより前記張出屋根部が支えられており、 前記袖壁部において、袖壁面材が取り付けられる下地となる袖壁フレームは、その上下方向において前記張出屋根部に連続する高さに設けられる上フレーム部と、その上フレーム部の下側に設けられる下フレーム部とを有しており、 前記屋根フレームに対して前記上フレーム部及び前記下フレーム部のいずれかが連結されており、 前記袖壁フレームにおいて、前記袖壁部の各側面のうち張出屋根部側の側面には、前記下フレーム部の上下方向の寸法に応じた縦寸法を有する前記袖壁面材が取り付けられるとともに、張出屋根部側でない側面には、前記上フレーム部及び前記下フレーム部の上下方向の寸法に応じた縦寸法を有する前記袖壁面材が取り付けられていることを特徴とする建物の張出構造。
IPC (1件):
E04B 1/348
FI (2件):
E04B1/348 K ,  E04B1/348 N

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