特許
J-GLOBAL ID:201303086656279303

複合材積層板の屈曲繊維経路の設計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 園田 吉隆 ,  小林 義教
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-137776
公開番号(公開出願番号):特開2013-008363
出願日: 2012年06月19日
公開日(公表日): 2013年01月10日
要約:
【課題】複合材積層板の屈曲繊維経路の設計に関しては、計算最適化手法を利用して、製造可能性を確保しながら大きい設計空間を扱うことができる、配向操作繊維プライ群の設計方法を提供する。【解決手段】従来は、配向操作繊維によって得られる複合材積層板の可変剛性特性を利用して、繊維を表わす流線関数の設計を誘導することにより当該設計を行なう。この設計プロセスでは、有限要素解析ツール、故障基準、及び幾何学最適化を組み合わせて、流線関数群に関連する配向角度を、最適化プログラムによって決定することにより、目標性能要求、例えば荷重条件(群)、及び準静的または動的イベントの故障基準を満たす。繊維角度分布及び厚さ方向の積層数は、流線関数に基づいて計算される。シミュレート構造体は、有限要素解析(36)を用いて解析される。開示のプロセスによって設計者は、繊維配向半径のような製造上の制約を与えることができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
複合材積層板を製造する方法であって: (a)プライを設計するための設計変数値を選択するステップと; (b)前記プライを表わす流線関数を、前記選択設計変数値に従って計算するステップと; (c)前記プライの繊維角度分布を、前記プライを表わす前記流線関数に基づいて計算するステップと; (d)前記プライの厚さ方向の積層数を、前記プライを表わす前記流線関数に基づいて計算するステップと; (e)前記計算ステップ群の結果によりシミュレートされる前記プライと、そして付加的なプライ群と、を含む積層板のシミュレート構造体を分析するステップと; (f)前記シミュレート構造体の1つ以上のメリット指数を計算するステップと; (g)ステップ(a)〜(f)を、前記メリット指数群のうちの1つ以上のメリット指数の最適値が得られるまで繰り返すステップと; (h)マシンを制御して、前記メリット指数群のうちの1つ以上のメリット指数の前記最適値を得るために適用した前記流線関数により定義される経路に沿ってコースを設定するコンピュータプログラムを作成するステップと; (i)複合材積層板上でのコースを前記コンピュータプログラムに従ったプロセスで自動的に設定するステップと、 を含む、方法。
IPC (1件):
G06F 17/50
FI (3件):
G06F17/50 612H ,  G06F17/50 604A ,  G06F17/50 638
Fターム (2件):
5B046JA04 ,  5B046JA08

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