特許
J-GLOBAL ID:201303086851220950

放射性廃イオン交換樹脂の除染方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小野 新次郎 ,  小林 泰 ,  富田 博行 ,  松山 美奈子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-050909
公開番号(公開出願番号):特開2013-185938
出願日: 2012年03月07日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】放射性核種汚染使用済イオン交換樹脂から、放射性金属ばかりでなく、放射性核種を取り込んでいるクラッド及び非放射性金属イオンを溶離させ、使用済イオン交換樹脂を除染する方法を提供する。【解決手段】カソード電極を配置したカソード区域10cと、アノード電極を配置したアノード区域10aと、カソード区域とアノード区域との間に陽イオン交換膜10bを配置してなる電解槽10を用いて、非放射性金属及び放射性核種を含むクラッドが混在している使用済イオン交換樹脂を除染する。クラッドが混在している使用済イオン交換樹脂をカソード区域に導入し、カソード電極とアノード電極との間に直流電圧を印加し、非放射性金属及び放射性核種を含むクラッドを電解液中に溶解させて非放射性イオン及び放射性イオンとして電解液中に溶離させ、電解液から非放射性イオン及び放射性イオンを金属としてカソード電極に電着固定化する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
カソード電極を配置したカソード区域と、アノード電極を配置したアノード区域と、カソード区域とアノード区域との間に陽イオン交換膜を配置してなる電解槽を用いて、非放射性金属及び放射性核種を含むクラッドが混在している使用済イオン交換樹脂を除染する方法であって、 当該クラッドが混在している使用済みイオン交換樹脂を当該カソード区域に導入し、当該カソード区域内の電解液のpHを1.8〜4.0として、カソード電位を水素標準電極電位に対して-0.8〜-1.8Vに維持し、カソード電極とアノード電極との間に直流電圧を印加し、非放射性金属及び放射性核種を含むクラッドを電解液中に溶解させて非放射性イオン及び放射性イオンとし、且つ、使用済イオン交換樹脂に捕捉されている非放射性金属及び放射性核種を電解液中に溶離させ、電解液中に溶離した非放射性イオン及び放射性イオンを金属としてカソード電極に電着固定化することを特徴とする除染方法。
IPC (3件):
G21F 9/30 ,  G21F 9/12 ,  G21F 9/28
FI (4件):
G21F9/30 571C ,  G21F9/12 512L ,  G21F9/28 571A ,  G21F9/30 571B
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開昭61-116699
  • 特許第4104157号
  • 特開昭59-162493
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審査官引用 (4件)
  • 特開昭61-116699
  • 特許第4104157号
  • 特開昭59-162493
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