特許
J-GLOBAL ID:201303086943721777

コンベヤベルトの縦裂き検出システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 清流国際特許業務法人 ,  昼間 孝良 ,  小川 信一 ,  野口 賢照 ,  佐藤 謙二 ,  平井 功 ,  境澤 正夫 ,  斎下 和彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-063344
公開番号(公開出願番号):特開2013-193847
出願日: 2012年03月21日
公開日(公表日): 2013年09月30日
要約:
【課題】縦裂きを検出するループコイルの寿命を推定して、ループコイルの損傷による誤検知を防止し、ループコイルの交換によるコンベヤベルトの稼働停止時間を最小限にできるコンベヤベルトの縦裂き検出システムを提供する。【解決手段】ベルトの走行方向に間隔をあけて埋設される複数のループコイル1を、金属線材3aを含む複数本の線材を編組して構成された筒状体2を備え、筒状体2の長手方向一端が、他端側から内部に挿入されて筒状体2が二重にオーバーラップした部分Lを有し、オーバーラップした部分Lどうしが係合してループ状に形成することにより、繋ぎ目では徐々に断線が進行するようになり、ループコイル1に生じる誘導電流の状態を示す検出値Sの大きさに基づいて制御手段4により寿命を精度よく推定して、推定寿命が予め設定した基準値Cを満たさなくなった際に警告手段4aにより警告を発する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
プーリ間に張設されるコンベヤベルトにベルト走行方向に間隔をあけて埋設される複数のループコイルと、コンベヤベルト近傍の所定位置に設置される発信器および受信器と、前記受信器からの送信データが入力される制御手段とを備え、走行中のコンベヤベルトに前記発信器から高周波を供給して、この供給した高周波により前記ループコイルに生じる誘導電流の状態を示す検出値を前記受信器により受信して、この検出値に基づいて前記制御手段によりコンベヤベルトの縦裂きの有無を判断するコンベヤベルトの縦裂き検出システムであって、前記ループコイルが、少なくとも1本の金属線材を含む複数本の線材を編組して構成された筒状体を備え、この筒状体の長手方向一端が、他端側から内部に挿入されて筒状体が二重にオーバーラップした部分を有し、この二重にオーバーラップした部分どうしが係合してループ状に形成されていて、前記制御手段により、前記検出値の大きさに基づいてその検出値を示したループコイルの寿命を推定し、その推定した寿命が予め設定した基準値を満たさなくなった際に警告を発することを特徴とするコンベヤベルトの縦裂き検出システム。
IPC (1件):
B65G 43/02
FI (1件):
B65G43/02 A
Fターム (4件):
3F027AA02 ,  3F027DA27 ,  3F027EA09 ,  3F027FA02

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