特許
J-GLOBAL ID:201303087065713809

生体署名システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 井上 学 ,  戸田 裕二 ,  岩崎 重美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-270825
公開番号(公開出願番号):特開2013-123142
出願日: 2011年12月12日
公開日(公表日): 2013年06月20日
要約:
【課題】従来の電子署名スキームにおける秘密鍵データや、従来の生体認証スキームにおけるテンプレート等の秘密データや生体情報以外のデータを必要とせずに、生体情報そのものを秘密鍵として、任意のメッセージ(電子文書)に対して署名を生成することのできるシステムを実現する。【解決手段】登録時にユーザの生体情報の特徴量に対して所定の秘密鍵を埋め込み、対応する公開鍵と組にして生体証明書を発行する。署名時にはユーザの生体情報の署名用特徴量に対して、新たに一時秘密鍵と一時公開鍵のペアを生成し、一時秘密鍵を用いてメッセージに対する署名を作成し、署名用特徴量に一時秘密鍵を埋め込んでコミットメントを作成し、前記一時公開鍵と前記署名と前記コミットメントの組を生体署名とし、生体署名検証時には署名を一時公開鍵で検証し、生体証明書とコミットメントと一時公開鍵から差分秘密鍵と差分公開鍵を生成して対応を検証する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
登録ユーザの生体情報の登録用特徴量に基づいて生体証明書を作成する登録端末と、署名生成ユーザの生体情報の署名用特徴量に基づいて所定のメッセージに対し署名を生成する署名生成端末と、前記生体証明書に基づいて前記署名を検証する署名検証装置とを含む生体署名システムであって、 前記登録端末は、 ユーザの生体情報を取得するセンサと、 前記生体情報から前記登録用特徴量を抽出する特徴量抽出部と、 所定の電子署名アルゴリズムに基づいて秘密鍵と公開鍵のペアを生成し、前記秘密鍵と前記登録用特徴量とから登録用コミットメント情報を作成する生体公開鍵作成部と、 前記登録用コミットメント情報および前記公開鍵を含む前記生体証明書を作成する生体証明書作成部を有し、 前記署名生成端末は、 前記メッセージを入力するメッセージ入力部と、 ユーザの生体情報を取得するセンサと、 前記生体情報から前記署名用特徴量を抽出する特徴量抽出部と、 所定の電子署名アルゴリズムに基づいて一時秘密鍵および一時公開鍵のペアを生成し、前記一時秘密鍵を用いて前記メッセージに対して前記所定の電子署名アルゴリズムに基づく電子署名を生成し、前記一時秘密鍵および前記署名用特徴量とから署名用コミットメント情報を作成し、前記一時公開鍵と前記電子署名と前記署名用コミットメントとを含む生体署名を生成する、生体署名生成部を有し、 前記署名検証端末は、 前記メッセージおよび前記生体署名を入力する入力部と、 前記生体署名に含まれる前記電子署名が、前記メッセージに対する正しい署名であるかどうかを、前記生体署名に含まれる前記一時公開鍵と、前記所定の電子署名アルゴリズムを用いて検証し、前記登録用コミットメント情報と前記署名用コミットメント情報の組の正当性を、前記公開鍵と前記一時公開鍵を用いて検証する、生体署名検証部を有し、 前記検証のそれぞれが成功した場合に最終判定結果を成功とする、検証結果出力部を有する生体署名システム。
IPC (2件):
H04L 9/32 ,  G09C 1/00
FI (2件):
H04L9/00 675B ,  G09C1/00 640D
Fターム (8件):
5J104AA09 ,  5J104JA21 ,  5J104KA16 ,  5J104LA03 ,  5J104LA06 ,  5J104NA02 ,  5J104NA37 ,  5J104NA38
引用特許:
審査官引用 (8件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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