特許
J-GLOBAL ID:201303087248101640

電動パワーステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-126784
公開番号(公開出願番号):特開2013-249027
出願日: 2012年06月04日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】簡単な方法で、減速機構の歯車がバックラッシ状態であるか否かが判定でき、異音や振動を防止し、操舵フィーリングの良い電動パワーステアリング装置を提供すること。【解決手段】モータ回転角速度θm、及びモータの電流値Imにより、歯車のバックラッシ領域判定部を構成した。そして、歯車のバックラッシ領域判定部が、歯車のバックラッシ領域にあると判定した場合には、電流フィードバック手段の積分ゲインKiを零とする構成とした。その結果、モータ回転角速度θm、及びモータの電流値Imにより、歯車がバックラッシ領域にあるか否かが簡単に判定できると同時に、歯車のバックラッシ領域にある場合には、モータにかかる負荷が小さくなるので、積分ゲインKiを零とすることにより、モータ実電流値Imを小さくでき、異音や振動を防止し、操舵フィーリングの向上を図ることができる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
モータと、モータを駆動源としてステアリング操作を補助するアシスト力を歯車機構で構成した減速機構を介して操舵系に付与する操舵力補助装置と、 操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記モータの電流を検出する電流検出手段と、 前記モータの回転角を検出するモータ回転角検出手段と、 前記モータ回転角検出手段から検出した前記モータの回転角からモータ回転角速度を演算するモータ回転角速度演算手段と、 前記操舵トルク検出手段から検出した操舵トルクと、前記車速検出手段から検出した車速からモータ電流指令値を生成する電流指令値演算手段と、 前記電流指令値演算手段から生成されたモータ電流指令値に応じて、前記モータをフィードバック系で駆動する少なくとも比例・積分補償器を有する電流フィードバック手段と、 前記モータに対する駆動電力の供給を通じて、前記操舵力補助装置の作動を制御する制御手段とを備えた電動パワーステアリング装置において、 前記モータ回転角速度、及び前記モータの電流値により、前記減速機構を構成する前記歯車の噛み合い状態がバックラッシ状態であるかどうかを判定するバックラッシ状態判定部と、を備え、 前記制御手段は、前記バックラッシ状態判定部が、前記歯車の噛み合い状態がバックラッシ状態であると判定した場合には、前記電流フィードバック手段の積分ゲインを零にすること、 を特徴とした電動パワーステアリング装置。
IPC (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04
FI (2件):
B62D6/00 ,  B62D5/04
Fターム (25件):
3D232CC08 ,  3D232DA15 ,  3D232DA23 ,  3D232DA63 ,  3D232DA64 ,  3D232DC01 ,  3D232DC02 ,  3D232DC03 ,  3D232DC08 ,  3D232DC33 ,  3D232DC34 ,  3D232DC35 ,  3D232DD01 ,  3D232DD06 ,  3D232DD10 ,  3D232DD17 ,  3D232DE03 ,  3D232EA01 ,  3D232EB11 ,  3D232EC23 ,  3D232GG01 ,  3D333CB02 ,  3D333CB13 ,  3D333CE16 ,  3D333CE49

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