特許
J-GLOBAL ID:201303087379078059
直接製錬法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
浅村 皓
, 浅村 肇
, 橋本 裕之
, 吉田 裕
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-515337
特許番号:特許第4837856号
出願日: 2000年08月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 (a)予備還元容器中で鉄酸化物を固体のまま部分還元して部分還元鉄酸化物を生成する段階と、
(b)前記段階(a)で生成された部分還元鉄酸化物を、直接製錬容器中で直接製錬して溶融鉄にする段階であり、前記直接製錬容器は鉄とスラグの溶湯を保有し、還元剤およびエネルギー源としての固体炭素質材料ならびに前記直接製錬容器中で発生する水素と一酸化炭素を後燃焼させるための予熱空気または酸素富化空気を含む含酸素ガスが前記直接製錬容器に供給される、前記段階と、
(c)直接製錬段階(b)で、硫黄を含む離脱ガスを発生させ、それを前記直接製錬容器から放出する段階と、
(d)前記予備還元容器中で鉄酸化物を予備還元して、前記予備還元容器から前記直接製錬容器へ戻される硫黄の量を制御するために、予備還元段階(a)において、前記直接製錬容器から放出される離脱ガスの第一の流れを使用する段階と、
(e)前記離脱ガスから硫黄を除去し、除去された前記硫黄を前記直接製錬容器へ戻さないようにするために、前記直接製錬容器から放出される離脱ガスの第二の流れを除塵装置へ送り、空気または酸素富化空気を前記直接製錬容器に供給する前に、前記第二の流れを燃焼させることによって該空気または酸素富化空気を加熱するためのエネルギー源として、前記第二の流れを使用する段階とを含み、
(f)前記直接製錬容器から放出される離脱ガスの残余部分中の硫黄の大部分を前記直接製錬容器に戻すことなく、直接製錬容器から放出される離脱ガスの残余部分を、加熱および/または発電のために処理し、
前記段階(d)が、直接製錬段階(b)で生成される溶融鉄中の硫黄の量が溶融鉄の全重量の0.2質量%未満になるように、直接製錬容器から放出されて予備還元段階(a)で使用される離脱ガスの量を制御することを含む含金属原料の直接製錬方法。
IPC (2件):
C21B 11/08 ( 200 6.01)
, C21B 13/10 ( 200 6.01)
FI (2件):
引用特許:
前のページに戻る