特許
J-GLOBAL ID:201303087668015480

多軸疲労寿命評価方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-183638
公開番号(公開出願番号):特開2013-044667
出願日: 2011年08月25日
公開日(公表日): 2013年03月04日
要約:
【課題】負荷の大きさが複雑に変化する場合であっても、多軸負荷による疲労損傷を高精度に予測可能な多軸疲労寿命評価方法を提供する。【解決手段】評価対象の主応力・主ひずみ面を決定し、負荷経路長さに対するSI(t)cosξ(t)の関係と、負荷経路長さに対するSI(t)|sinξ(t)|の関係とを求め、負荷経路長さに対するSI(t)cosξ(t)の関係の波形の解析を行い、疲労損傷に寄与する波を分割して抽出し、抽出した各波の応力範囲またはひずみ範囲ΔSIiと、非比例負荷係数fNP_iを求め、求めた非比例負荷係数fNP_iと応力範囲またはひずみ範囲ΔSIiとを基に、非比例負荷を考慮した応力範囲またはひずみ範囲ΔSIi_NPを波ごとに演算し、求めた応力範囲またはひずみ範囲ΔSIi_NPと、予め求めておいた単軸負荷時のSN線図とに基づいて演算した累積損傷を基に、構造物の疲労寿命を予測する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
評価対象の構造物の応力またはひずみ状態を基に、評価対象の主応力・主ひずみ面を決定する評価面決定工程と、 各時刻での主応力・主ひずみの大きさをSI(t)、前記評価対象の主応力・主ひずみ面の主応力・主ひずみ軸と各時刻での主応力・主ひずみ軸とのなす角度をξ(t)としたとき、負荷経路長さに対する前記評価対象の主応力・主ひずみ面に作用する主応力・主ひずみの大きさ(SI(t)cosξ(t))の関係と、負荷経路長さに対する主応力・主ひずみの方向変化を含む値の変化量(SI(t)|sinξ(t)|)の関係と、を求める解析工程と、 前記負荷経路長さに対する前記評価対象の主応力・主ひずみ面に作用する主応力・主ひずみの大きさの関係を基に、前記評価対象の主応力・主ひずみ面に作用する主応力・主ひずみの大きさの波形の解析を行い、当該波形から前記評価対象の主応力・主ひずみ面での疲労損傷に寄与する波(あるいは波の組み合せ)を分割して抽出すると共に、抽出した波(あるいは波の組み合せ)のそれぞれについて、主応力・主ひずみ面に作用する応力範囲またはひずみ範囲ΔSIiを求める波形計数工程と、 負荷経路長さに対する主応力・主ひずみの方向変化を含む値の変化量の関係を基に、前記波形計数工程で抽出したそれぞれの波(あるいは波の組み合せ)に対応する非比例負荷係数fNP_iを[数1]に示す式(1)
IPC (1件):
G01N 3/32
FI (1件):
G01N3/32 E
Fターム (3件):
2G061EA03 ,  2G061EA04 ,  2G061EC02

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