特許
J-GLOBAL ID:201303088102673410

電子楽器の鍵盤装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 特許業務法人プロスペック特許事務所 ,  日比野 元彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-030417
公開番号(公開出願番号):特開2013-167726
出願日: 2012年02月15日
公開日(公表日): 2013年08月29日
要約:
【課題】各鍵の支点の位置を前後方向に異ならせてアコースティックピアノの鍵タッチ感及び外観を模擬した鍵盤装置のコストを削減するとともに、生産性を向上させる。【解決手段】複数の白鍵11w及び黒鍵11bの揺動に連動して揺動するハンマーを設ける。複数の白鍵11w及び黒鍵11bは、ハンマーを駆動する駆動部を有する。駆動部は、鍵の前端部に設けられる。複数の白鍵11w及び黒鍵11bの揺動角度がそれぞれ所定の角度に達したとき、複数の白鍵11wの上面及び複数の黒鍵11bの上面がそれぞれ同一面内に位置するように、各白鍵11wの鍵支点部と白鍵11wの前端とを含む平面と、各白鍵11wの上面との位置関係を設定し、各黒鍵11bの鍵支点部と黒鍵11bの前端とを含む平面と、各黒鍵11bの上面との位置関係を設定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
音高がそれぞれ割り当てられていて、演奏者の押離鍵操作によって前端が上下方向に揺動するように鍵支点部にてそれぞれ支持され、側面と上面との交差部にて前後方向に延びる稜線が形成されている複数の白鍵、及び下側の側面と前記下側の側面に対して内側に傾斜した上側の側面との交差部にて前後方向に延びる稜線が形成されている複数の黒鍵であって、前記押離鍵操作される操作部と、前記操作部の前端部にて下方へ延設された駆動部をそれぞれ有していて、前記操作部の前端から鍵支点部までの距離を互いに異ならせた複数の白鍵及び複数の黒鍵と、 前記複数の白鍵及び複数の黒鍵の前記駆動部に係合する係合部をそれぞれ有していて、前記複数の白鍵及び複数の黒鍵の揺動に連動して揺動するようにハンマー支点部にてそれぞれ支持された複数のハンマーと、 前記複数の白鍵及び複数の黒鍵の並び方向に延設されていて、前記複数のハンマーの揺動を規制して、前記複数の白鍵及び複数の黒鍵の揺動範囲を規定する規制部材とを備えた鍵盤装置において、 前記複数の白鍵及び複数の黒鍵のうちの第1の鍵及び前記距離が前記第1の鍵の前記距離よりも長い第2の鍵であって、白鍵同士又は黒鍵同士である第1の鍵及び第2の鍵がそれぞれ所定の揺動角度にあるとき、前記第1の鍵の操作部の前端の上下方向及び前後方向の位置が前記第2の鍵の操作部の前端の上下方向及び前後方向の位置と共通であり、かつ前記第1の鍵の上面が前記第2の鍵の上面と同一面内にあるように、前記第1の鍵の鍵支点部及び前記第1の鍵の操作部の前端を含む平面と、前記第1の鍵の上面との位置関係を設定したことを特徴とする電子楽器の鍵盤装置。
IPC (2件):
G10B 3/12 ,  G10H 1/34
FI (3件):
G10B3/12 B ,  G10B3/12 J ,  G10H1/34
Fターム (2件):
5D378EE01 ,  5D378EE05
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平4-347896
  • 電子鍵盤楽器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-173819   出願人:株式会社河合楽器製作所
  • 鍵盤装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2010-091273   出願人:カシオ計算機株式会社
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審査官引用 (6件)
  • 電子楽器の鍵盤装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-030414   出願人:ヤマハ株式会社
  • 特開平4-347896
  • 特開平4-347896
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