特許
J-GLOBAL ID:201303088127057209
光レセプタクルおよびこれを備えた光モジュール
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件):
中尾 俊輔
, 伊藤 高英
, 畑中 芳実
, 大倉 奈緒子
, 玉利 房枝
, 鈴木 健之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-047806
公開番号(公開出願番号):特開2013-182241
出願日: 2012年03月05日
公開日(公表日): 2013年09月12日
要約:
【課題】モニタをともなう光送信を簡易な構成によって実現し、光路のレイアウトの自由度を確保することができる光レセプタクルおよびこれを備えた光モジュールを提供すること。【解決手段】発光素子7の光を、全反射を利用してモニタ光と光伝送体5に結合すべき結合光とに分割する光分割面14を備え、光分割面14は、光レセプタクル本体2における光電変換装置3側の第1の面2aに対して角度α〔°〕の傾斜角を有する第1の仮想基準平面から第1の面2aと反対側に膨出された第1の曲面と、第1の曲面に連接され、第1の面2aに対して角度β〔°〕の傾斜角を有する第2の仮想基準平面から第1の面2aと反対側に膨出された第2の曲面とを有し、αおよびβは、α>β>臨界角を満足すること。【選択図】図1
請求項(抜粋):
発光素子およびこの発光素子から発光された光をモニタするためのモニタ光を受光する受光素子を有する光電変換装置と、光伝送体との間に配置された状態で、前記発光素子と前記光伝送体とを光学的に結合可能とされた光レセプタクルであって、
前記発光素子からの前記光の入射および前記受光素子に向けた前記モニタ光の出射が行われる光レセプタクル本体における前記光電変換装置側の第1の面と、
この第1の面と反対側の前記光レセプタクル本体における第2の面上に、前記第1の面に入射した前記発光素子の前記光が内部入射するように配置され、内部入射した前記発光素子の光を、全反射を利用して前記モニタ光と前記光伝送体に結合すべき結合光とに分割する光分割面と、
前記第2の面上における前記光分割面に対する前記モニタ光および前記結合光の全反射方向側の位置に凹設された凹部の内斜面によって形成され、前記光分割面側から入射した前記モニタ光を前記第1の面における前記受光素子に対応する位置に向けて反射させるモニタ光反射面と、
前記凹部における前記モニタ光反射面よりも前記第2の面側の部位を通過した前記結合光が、前記光伝送体に向けて出射される前記光レセプタクル本体における前記光伝送体側の第3の面と
を備え、
前記光分割面は、前記第1の面に対して角度α〔°〕の傾斜角を有する第1の仮想基準平面から前記第1の面と反対側に膨出するように形成された第1の曲面と、
この第1の曲面に連接されるとともに、前記第1の面に対して角度β〔°〕の傾斜角を有する第2の仮想基準平面から前記第1の面と反対側に膨出するように形成された第2の曲面と
を有し、
αおよびβは、次の(1)に示す条件式、
α>β>臨界角 (1)
を満足し、
前記発光素子の光における一部の光は、前記第1の曲面に前記臨界角よりも大きい入射角で内部入射して前記結合光として全反射され、
前記発光素子の光における前記一部の光以外の他の一部の光は、前記第2の曲面に、前記臨界角よりも大きくかつ前記第1の曲面における前記入射角よりも小さい入射角で内部入射して前記モニタ光として全反射されること
を特徴とする光レセプタクル。
IPC (3件):
G02B 6/42
, H01L 33/60
, H01L 33/58
FI (3件):
G02B6/42
, H01L33/00 432
, H01L33/00 430
Fターム (20件):
2H137AB06
, 2H137AC02
, 2H137AC05
, 2H137BA03
, 2H137BA04
, 2H137BB03
, 2H137BB14
, 2H137BB33
, 2H137BC03
, 2H137BC10
, 2H137BC51
, 2H137BC52
, 2H137BC72
, 2H137BC73
, 2H137CA15A
, 2H137CA35
, 2H137EA06
, 5F041AA42
, 5F041EE11
, 5F041EE23
引用特許: