特許
J-GLOBAL ID:201303088396115975

高周波焼入れ用鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 杉岡 幹二 ,  千原 清誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-054073
公開番号(公開出願番号):特開2013-185250
出願日: 2012年03月12日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】転動疲労寿命に優れた高周波焼入れ用鋼材の提供。 【解決手段】C:0.40〜0.60%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.60〜0.90%、P≦0.030%、S≦0.008%、Cr:0.01%以上0.50%未満、Al:0.010〜0.040%、O≦0.0015%、N≦0.020%を含み、残部はFeと不純物の化学組成からなり、鋼材長手方向縦断面において、超音波疲労試験の破壊起点である介在物の径を極値統計処理して求めた危険体積144mm3中の予測最大介在物径√AREA≦50μm、該介在物の平均アスペクト比≦7で更に該介在物が酸化物の場合には、平均組成における含有量がCaO:2.0〜20%、MgO:0〜20%、SiO2:0〜10%、残部がAl2O3の特定の2〜4元系の酸化物の内の何れかからなり、かつ該介在物が硫化物の場合には、平均組成における含有量がCaS:100%のCaSの1元系硫化物、又はCaS≧1.0%、MgS:0〜20%、残部がMnSの特定の2元系又は3元系の硫化物からなる高周波焼入れ用鋼材。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.40〜0.60%、Si:0.15〜0.35%、Mn:0.60〜0.90%、P:0.030%以下、S:0.008%以下、Cr:0.01%以上0.50%未満、Al:0.010〜0.040%、O:0.0015%以下およびN:0.020%以下を含有し、残部はFeおよび不純物の化学組成からなり、 その鋼材の長手方向縦断面において、超音波疲労試験の破壊起点である介在物径を極値統計処理し、転動疲労試験の危険体積である144mm3中に予測される最大介在物径である予測√AREAが50μm以下であり、 かつ、超音波疲労試験の破壊起点である介在物の平均のアスペクト比が7以下であり、 さらに、超音波疲労試験の破壊起点である介在物が酸化物の場合には、平均組成における質量%での含有量がCaO:2.0〜20%、MgO:0〜20%およびSiO2:0〜10%で、かつ残部がAl2O3であって、CaOとAl2O3の2元系酸化物、CaO、MgOとAl2O3の3元系酸化物、CaO、SiO2とAl2O3の3元系酸化物およびCaO、MgO、SiO2とAl2O3の4元系酸化物のうちのいずれかからなり、 かつ、超音波疲労試験の破壊起点である介在物が硫化物の場合には、平均組成における質量%での含有量がCaS:100%のCaSの1元系硫化物、または、CaS:1.0%以上、MgS:0〜20%で、かつ残部がMnSであって、CaSとMnSの2元系硫化物もしくはCaS、MgSとMnSの3元系硫化物からなる、 ことを特徴とする高周波焼入れ用鋼材。
IPC (3件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/18 ,  C22C 38/32
FI (3件):
C22C38/00 301Y ,  C22C38/18 ,  C22C38/32
Fターム (27件):
4K013AA07 ,  4K013BA14 ,  4K013CE01 ,  4K013CE05 ,  4K013CE07 ,  4K013EA03 ,  4K013EA04 ,  4K013EA05 ,  4K013EA09 ,  4K013FA06 ,  4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA05 ,  4K032AA06 ,  4K032AA11 ,  4K032AA16 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA26 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CC04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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