特許
J-GLOBAL ID:201303088588765035

レーザー切断性に優れた鋼板の製造方法およびレーザー切断性に優れた鋼板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 井上 茂 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-123838
公開番号(公開出願番号):特開2013-248629
出願日: 2012年05月31日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】造船、土木、建築、橋梁、建産機械、海洋構造物、貯蔵タンク、圧力容器等に供して好適なレーザー切断時に優れた切断品質が得られる鋼板の製造条件および鋼板を提供する。【解決手段】質量%で、C:0.05〜0.20%、Si:0.01〜0.40%、Mn:0.1〜1.6%、P:0.005〜0.030%、S:0.01%以下を含有し、必要に応じてCu、Ni、Cr、Mo、Nb、V、Ti、B、REM、Ca、Mgの1種または2種以上を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋳片または鋼片を、1000〜1200°Cに再加熱後、熱間圧延の開始前に鋼板表裏面に水を噴射してデスケーリングを行い、1000°C〜圧延終了温度間の圧延パスの直前において、再度、鋼板表裏面に水を噴射してデスケーリングを3回以上実施して、800〜950°Cで終了する熱間圧延を実施した後、大気中で空冷し、550〜150°Cから室温までの間に、合計100°C以上の温度範囲を0.05°C/s未満で徐冷する。上記成分組成を有し、鋼板表面スケールの平均厚さが10〜40μmで、かつ表面スケール中のFe3O4およびFeOが質量%で合計80%以上となる鋼板。【選択図】なし
請求項(抜粋):
成分組成が、質量%で、 C:0.03〜0.20%、 Si:0.01〜0.60%、 Mn:0.1〜2.0%、 P:0.05%以下、 S:0.01%以下、 を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる鋳片または鋼片を、1000〜1200°Cに再加熱後、鋳片または鋼片の表裏面に水を噴射してデスケーリングを行い、その後、熱間圧延を開始し、1000°C〜圧延終了温度間の圧延パスの直前において、鋼板表裏面に水を噴射してデスケーリングを行うことを3回以上実施して、800〜950°Cで熱間圧延を終了した後、大気中で空冷し、550〜150°Cから室温までの間に、合計100°C以上の温度範囲を0.05°C/s未満で徐冷することを特徴とするレーザー切断性に優れた鋼板の製造方法。
IPC (6件):
B21B 45/08 ,  B21B 3/00 ,  C22C 38/04 ,  C22C 38/58 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00
FI (6件):
B21B45/08 A ,  B21B3/00 A ,  C22C38/04 ,  C22C38/58 ,  C21D8/02 A ,  C22C38/00 301A
Fターム (24件):
4K032AA02 ,  4K032AA04 ,  4K032AA05 ,  4K032AA08 ,  4K032AA11 ,  4K032AA12 ,  4K032AA14 ,  4K032AA16 ,  4K032AA19 ,  4K032AA22 ,  4K032AA23 ,  4K032AA24 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032AA40 ,  4K032BA01 ,  4K032CA02 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CD01 ,  4K032CD05
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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