特許
J-GLOBAL ID:201303088619699427

双方向クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小野 尚純 ,  飯田 隆 ,  奥貫 佐知子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-068612
公開番号(公開出願番号):特開2013-199986
出願日: 2012年03月26日
公開日(公表日): 2013年10月03日
要約:
【課題】入力側からの回転を伝達し、出力側からの回転は阻止する双方向クラッチにおいて、変速を可能としてトルクの増大等を図るとともに、回転阻止の保持力を増大する。【解決手段】入力軸1に太陽歯車SG、ハウジング3にリング歯車RGを設け、かつ、両者の間に複数の遊星歯車体2を配置して、遊星ギヤ機構を構成する。遊星歯車体2の各々には、中心軸と同心に軸方向に突出する歯車延長軸21を設けるとともに、出力軸4に、歯車延長軸21を挿入する孔部42を形成し、歯車延長軸21と孔部42との断面に同一形状の輪郭線部を設ける。入力軸1を回転すると、出力軸4のフランジ部41が遊星ギヤ機構のキャリアとなって出力軸4を減速回転させるが、出力軸4にトルクを加えた場合には、歯車延長軸21と孔部42の輪郭線部が重なって当接する状態となり、遊星歯車PGの回転が阻止されて、出力軸4がロックされる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転不能のハウジング、入力軸及び出力軸を備え、前記入力軸の回転により前記出力軸が回転するとともに、前記出力軸の回転による前記入力軸の回転は阻止される双方向クラッチであって、 前記入力軸には太陽歯車、前記ハウジングには内歯歯車からなるリング歯車が設けられ、かつ、前記太陽歯車及び前記リング歯車に噛み合う複数の遊星歯車が設けられており、さらに、 前記遊星歯車の各々には、遊星歯車の中心軸と同心に軸方向に突出する歯車延長軸が設けられ、前記出力軸には、前記歯車延長軸の各々が挿入される孔部が設けられるとともに、前記歯車延長軸の断面と前記孔部の断面とには同一形状の輪郭線部が形成されており、 前記入力軸が回転したときは、前記歯車延長軸が前記孔部内を自転しながら前記出力軸を回転させ、かつ、前記出力軸が回転したときは、前記孔部と前記歯車延長軸の前記輪郭線部が重なって当接した状態で、前記歯車延長軸の自転が阻止されることを特徴とする双方向クラッチ。
IPC (2件):
F16D 41/18 ,  F16D 41/02
FI (2件):
F16D41/18 Z ,  F16D41/02 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
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