特許
J-GLOBAL ID:201303088731394809

電動工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉村 憲司 ,  澤田 達也 ,  杉村 興作
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-246390
公開番号(公開出願番号):特開2002-126944
特許番号:特許第4827336号
出願日: 2001年08月15日
公開日(公表日): 2002年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】 電動工具であって、ハウジング(1)内に配置した、モータで駆動される中空スピンドル(2)に対して、ツール(3)をクランプするための迅速固定装置を具え、この迅速固定装置は、 前記電動工具の前記中空スピンドル(2)内で軸線方向変位可能となるように前記中空スピンドル(2)内に移動自在に配置した固定スピンドル(4)と、 前記固定スピンドル(4)の軸線方向の移動を抑制するよう前記中空スピンドル(2)と前記固定スピンドル(4)との間に配置した弾性素子(5)と、 前記ツール(3)を前記中空スピンドル(2)に対して固定して前記ツール(3)が前記中空スピンドル(2)一緒に回転できるよう前記固定スピンドル(4)のツール側端部に装着可能な固定フランジ(7)と、及び 前記固定スピンドル(4)のツール側とは反対側の端部側に設け、回動軸線(9)の周りに回動可能な固定レバー(6)であって、前記ツール(3)を前記中空スピンドル(2)に対して相対回転不能にクランプする固定位置と、前記ツール(3)を交換できるよう前記クランプを釈放する交換位置との間で回動自在にし、また摺動素子(8)を有し、前記固定レバー(6)を固定位置から前記交換位置に回動する際に、前記摺動素子(8)が前記弾性素子(5)の弾性押圧力に抗して前記固定スピンドル(4)を前記中空スピンドル(2)に対して前記クランプを釈放する交換位置に軸線方向に変位させる力を、前記固定スピンドル(4)に加えるようにし、前記摺動素子(8)は、前記ツール(3)側とは反対側における前記固定スピンドル(4)の端部に設けた接触面(11)に係合可能な接触領域を有する構成とした、該固定レバー(6)と、 を備え、 前記固定スピンドル(4)の前記接触面(11)のスパン(K)において、前記固定レバー(6)の前記固定位置では、少なくとも前記摺動素子(8)の前記接触領域における前記固定スピンドル(4)の接触面(11)との接触ポイントと、前記固定レバー(6)の回動軸線(9)との間の半径方向距離(a)のsin(α)倍に対応する長さを有し、前記角度(α)は、前記接触ポイント及び前記固定レバー(6)の回動軸線(9)を結ぶラインと前記固定スピンドル(4)の長手方向軸線とがなす角度とし、また 前記摺動素子(8)は、所定かつ一定の半径(R)を有する環状の軸受素子として構成し、また前記環状の軸受素子の軸線は、前記回動軸線(9)に平行かつ離間しており、前記半径(R)は前記環状の軸受素子の軸線から延びているものとした ことを特徴とする電動工具。
IPC (5件):
B23D 61/02 ( 200 6.01) ,  B23D 45/16 ( 200 6.01) ,  B27B 9/00 ( 200 6.01) ,  B24B 23/02 ( 200 6.01) ,  B24B 45/00 ( 200 6.01)
FI (5件):
B23D 61/02 A ,  B23D 45/16 ,  B27B 9/00 E ,  B24B 23/02 ,  B24B 45/00 Z
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-193164
  • 特開昭63-089267

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