特許
J-GLOBAL ID:201303088812437740

内燃機関

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小林 博通 ,  富岡 潔 ,  橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-001785
公開番号(公開出願番号):特開2013-142294
出願日: 2012年01月10日
公開日(公表日): 2013年07月22日
要約:
【課題】ピストン-クランク機構を構成するロッカアームの形状を最適化する。【解決手段】クランクシャフト軸方向視で、第2連結ピン中心16aとクランクピン中心5aとを通る直線を直線L1、揺動支点7を通り直線L1と直交する直線を直線L2、直線L2に平行で第2連結ピン中心16aを通る直線を直線L3、揺動支軸13と同心状で、その内側の領域がロッカアーム10もしくは揺動支軸13によって占められる円を基準仮想円Cとする。ロッカアーム10は、下死点において、基準仮想円Cの半径を直線L2と直線L3とに挟まれた領域内で設定可能な最大値として基準仮想円C1とした際に、直線L1と直線L2との交点Aが基準仮想円C1に含まれ、かつ直線L1における第2連結ピン中心16aと交点Aとの間には、ロッカアーム10が存在するよう形成されている。【選択図】図3
請求項(抜粋):
支点軸を中心に揺動可能なロッカアームと、該ロッカアームの一端とシリンダ内のピストンとを繋ぐ第1リンクと、上記ロッカアームの他端とクランクシャフトのクランクピンとを繋ぐ第2リンクと、を有するピストン-クランク機構を備え、上記クランクシャフトの回転中心が上記シリンダの側方に配置された内燃機関において、 クランクシャフト軸方向視で、上記第2リンクと上記ロッカアームとの連結部分の中心と、上記クランクピンの中心とを通る直線を第1直線とし、上記支点軸の中心を通り、上記第1直線と直交する直線を第2直線とし、上記第2直線に平行で、上記第2リンクと上記ロッカアームとの連結部分の中心を通る直線を第3直線とし、上記支点軸と同心状で、その内側の領域が上記ロッカアームもしくは上記支点軸によって占められる円を基準仮想円とすれば、 上記ロッカアームは、下死点もしくは上記第2リンクと上記ロッカアームとの挟角が最大となるクランクアングルで、上記基準仮想円の半径を上記第2直線と上記第3直線とに挟まれた領域内で設定可能な最大値となるようにした際に、上記第1直線と上記第2直線との交点Aが上記基準仮想円に含まれ、かつ上記第1直線における上記第2リンクと上記ロッカアームとの連結部分の中心と上記交点Aとの間には、上記ロッカアームもしくは上記支点軸が存在するよう形成されていることを特徴とする内燃機関。
IPC (1件):
F02B 75/32
FI (1件):
F02B75/32 A

前のページに戻る