特許
J-GLOBAL ID:201303089009745237

ヨーグルト用乳酸菌

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 青木 篤 ,  石田 敬 ,  福本 積 ,  古賀 哲次 ,  渡辺 陽一 ,  中島 勝 ,  池田 達則
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-515852
公開番号(公開出願番号):特表2013-529461
出願日: 2011年06月21日
公開日(公表日): 2013年07月22日
要約:
本発明は、乳酸菌株で発酵される製品の高い機械的剪断抵抗を与える乳酸菌株を得る方法と、このような方法により得られる細菌株とに関する。更に本発明は、細菌株又はその突然変異体と変異株を用いて発酵される製品の、機械的せん断処理に対する大きな抵抗性を与える乳酸菌株に関する。この改良されたテクスチャの安定性は、飲用ヨーグルト用途における沈降の減少と、セット型ヨーグルト用途におけるシネレシスの減少として、測定することができる。すなわち本発明はまた、乳酸菌株を用いる、ヨーグルトのような発酵乳製品の調製法と、このような発酵乳製品とに関する。
請求項(抜粋):
乳酸菌株を得るための方法であって、 a)スキムミルクベース(0.1%の脂肪、3。2%のタンパク質)を熱処理する工程; b)乳を40°C〜43°Cに冷却する工程; c)乳に、0.01%〜0.03%のF-DVS(約1×106 CFU/g〜約3×106 CFU/g)の該乳酸菌を接種する工程; d)乳を該乳酸菌株により40°C〜43°CでpH4.55まで発酵させる工程; e)工程d)で得られた発酵乳を、プレート式熱交換器と背圧弁とを含む後処理ユニット中で後処理する工程であって、ここで、プレート式熱交換器は、プレート式熱交換器/背圧弁システム中を通過するヨーグルトを、10秒未満で25°Cに冷却するように改変されており、背圧弁は、7バールの背圧を与えるように調整されており、ここで、発酵乳は、ヨーグルトが25°Cに冷却されるように、プレート式熱交換器/背圧弁システム中を10秒未満で通過させられる工程; f)後処理後の剪断応力を測定する工程;及び g)7バールの背圧による後処理後の剪断応力が少なくとも約12Paなら、該乳酸菌株を選択する工程、 を含んでなる方法。
IPC (2件):
C12N 1/20 ,  A23C 9/123
FI (2件):
C12N1/20 A ,  A23C9/123
Fターム (11件):
4B001AC06 ,  4B001AC31 ,  4B001BC08 ,  4B001BC14 ,  4B001EC04 ,  4B065AA30X ,  4B065AA49X ,  4B065BA22 ,  4B065BB24 ,  4B065BC50 ,  4B065CA42
引用特許:
審査官引用 (5件)
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引用文献:
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