特許
J-GLOBAL ID:201303089624576739

心臓矯正ネットの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 名古屋国際特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-053366
公開番号(公開出願番号):特開2013-183995
出願日: 2012年03月09日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】心臓矯正ネットの形状を適切に簡素化して生産性を改善可能な心臓矯正ネットの製造方法を提供すること。【解決手段】心臓の断面画像を撮像し(S1)、その断面画像から心臓の輪郭線を抽出し(S2)、その輪郭線上で周方向に間隔を空けた複数箇所に分割点を設定し(S3)、その分割点に基づいて心臓の三次元的な外面形状を心臓の表面に沿って複数の分割点間を結ぶ分割線で囲まれた複数の分割領域に分割するとともに、各分割領域間が層方向に沿って切り裂かれることは許容しつつ、各分割領域の概略形状を維持したまま各分割領域を二次元平面上に展開する(S4)。その展開データに基づいて型紙データを作成(S5)、その型紙データに基づいて、コンピュータ制御編み機で心臓矯正ネットを編成する(S6)。【選択図】図3
請求項(抜粋):
心臓の外側に装着されることにより、前記心臓が過剰に拡張するのを抑制する心臓矯正ネットの製造方法であって、 前記心臓の心尖部と心基部とを結ぶ方向を層方向として、断層撮影装置により、前記層方向に間隔を空けた複数箇所で、前記心臓の前記層方向に交差する断面の断面画像を撮影する第一工程と、 前記第一工程において撮影された複数の前記断面画像それぞれから、前記心臓の輪郭線を抽出する第二工程と、 前記第二工程において抽出される複数の前記輪郭線をもとに再構成した三次元形状を対象に、前記心臓の前記層方向に交差する断面における輪郭線に沿った方向を周方向として、前記輪郭線上で前記周方向に間隔を空けた複数箇所に分割点を設定する第三工程と、 前記第三の工程において設定された前記分割点に基づいて、前記心臓の三次元的な外面形状を、前記心臓の表面に沿って複数の分割点間を結ぶ分割線で囲まれた複数の分割領域に分割するとともに、各分割領域間が一部で切り裂かれることは許容しつつ、各分割領域の概略形状を維持したまま各分割領域を二次元平面上に展開して、当該展開後の前記二次元平面上における前記分割点の位置情報を含む展開データを作成する第四工程と、 前記第四工程において作成された展開データに基づいて、コンピュータ制御編み機で前記心臓矯正ネットを編成する際に必要となる型紙データを作成する第五工程と、 前記第五工程において作成された型紙データに基づいて、前記コンピュータ制御編み機で前記心臓矯正ネットを編成する第六工程と を含むことを特徴とする心臓矯正ネットの製造方法。
IPC (3件):
A61B 17/00 ,  A61M 1/12 ,  A61B 17/12
FI (3件):
A61B17/00 320 ,  A61F2/22 ,  A61B17/12
Fターム (7件):
4C097AA26 ,  4C097BB01 ,  4C097CC01 ,  4C097MM02 ,  4C160DD03 ,  4C160DD31 ,  4C160MM33
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 心臓拡張終期体積の調整用デバイス
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2010-520154   出願人:ザテキサスエーアンドエムユニヴァーシティーシステム, コーイノーヴァインコーポレイテッド

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