特許
J-GLOBAL ID:201303090343133917
アルカリ土類金属シリケート蛍光体の製造方法、およびアルカリ土類金属シリケート蛍光体
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
押田 良隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-013526
公開番号(公開出願番号):特開2013-151617
出願日: 2012年01月25日
公開日(公表日): 2013年08月08日
要約:
【課題】 有機酸を用いない水溶液法による、高輝度な組成式(A,Eu)2SiO4(ただし、Aはアルカリ土類金属元素)系のアルカリ土類金属シリケート蛍光体の製造方法、およびその製造方法より得られるアルカリ土類金属シリケート蛍光体を提供する。【解決手段】 原料の構成金属成分であるBa、Srから選ばれる少なくとも1種以上のアルカリ土類金属炭酸塩と、ユーロピウム源の賦活剤原料であるユーロピウムの水分散液と、水溶性ケイ素化合物の水溶液を混合して構成成分の全量が均一に分散した状態のゲル体とする工程1、そのゲル体の乾燥物である前駆体を作製する工程2、その前駆体を熱処理して仮焼粉を得る工程3、得られた仮焼粉とフラックスを混合して還元性雰囲気下で熱処理して焼成物を得る工程4、及び作製された焼成物から残留フラックスを除去する工程5を有する製造方法により形成された組成式(A,Eu)2SiO4(ただし、Aはアルカリ土類金属元素)系のEu2+賦活アルカリ土類金属シリケート蛍光体。【選択図】図1
請求項(抜粋):
(A,Eu)2SiO4(ただし、AはBa、Srから選ばれる少なくとも1種類以上のアルカリ土類金属元素)の組成式で表されアルカリ土類金属シリケート蛍光体の製造方法であって、
下記工程1〜工程5を有することを特徴とするアルカリ土類金属シリケート蛍光体の製造方法。
〔工程1〕
原料の構成金属成分であるBa、Srから選ばれる少なくとも1種以上のアルカリ土類金属炭酸塩とユーロピウム源の賦活剤原料の水分散液と、水溶性ケイ素化合物の水溶液を混合し、20〜100°Cの液温で加熱撹拌することにより、構成成分の全量が均一に分散した状態のゲル体とする工程。
〔工程2〕
工程1により得られたゲル体を乾燥して含まれる溶媒を除去した乾燥物である前駆体を得る工程。
〔工程3〕
工程2により得られた前駆体を、大気雰囲気中800〜1300°Cで熱処理して仮焼粉を得る工程。
〔工程4〕
工程3により得られた仮焼粉と、BaCl2、SrCl2から選ばれる少なくとも1種以上のフラックスを混合し、還元性雰囲気下でフラックスの溶融温度〜1300°Cの温度で熱処理して焼成物を得る工程。
〔工程5〕
工程4により得られた焼成物から残留フラックスを除去し、蛍光体粉末を得る工程。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
4H001CF02
, 4H001XA08
, 4H001XA14
, 4H001XA38
, 4H001XA56
, 4H001YA63
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