特許
J-GLOBAL ID:201303091042779613

動画像符号化装置及びそのプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 花村 泰伸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-201614
公開番号(公開出願番号):特開2013-062768
出願日: 2011年09月15日
公開日(公表日): 2013年04月04日
要約:
【課題】フィルタを設計する際の処理負荷を低減することで、伝送遅延の増加をなくすと共に、回路及び装置規模の大型化を防ぐ。【解決手段】設計フィルタタイプ選定部10のフィルタバッファ評価手段11は、フィルタバッファ40に保存されている過去フィルタ情報を用いて、フィルタタイプi(=1・・・N)毎のフィルタバッファ40に対する有効性を示すフィルタタイプ評価値Vi_1を、過去フィルタ情報に含まれる過去フィルタの新しさTi_1に基づいて算出する。フィルタバッファ評価判定手段12は、フィルタタイプ評価値Vi_1の小さい順に、予め設定されたL個(<N)のフィルタタイプを選定する。フィルタ設計部20は、設計フィルタタイプ選定部10により選定されたL個のフィルタタイプに対し、現フレームにてフィルタを設計する。これにより、新たに設計するフィルタの数を削減することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
動画像を符号化し、該符号化された動画像を復号した復号画像に適用するフィルタのフィルタリング情報を動画像符号化データと共に伝送する動画像符号化装置において、 前記動画像の原画像を入力して符号化し、符号化データを生成する符号化基本部と、 前記符号化データを復号し、復号画像を生成する局所復号部と、 複数のフィルタタイプのフィルタを前記復号画像にそれぞれ適用した後の画像と前記原画像との間の差分に基づいて、前記複数のフィルタタイプのそれぞれに対するフィルタ係数値を決定し、前記フィルタタイプ及びフィルタ係数値を含む情報を新規フィルタの情報として生成するフィルタ設計部と、 フィルタタイプ及びフィルタ係数値を含むフィルタに関する情報を、過去フィルタの情報として保存するフィルタバッファと、 前記フィルタバッファに保存された過去フィルタ情報を用いて、前記フィルタタイプのそれぞれに対する有効性の評価値を算出し、前記評価値の大きさに基づいて、前記フィルタ設計部にてフィルタ係数値を決定する際のフィルタタイプを選定する設計フィルタタイプ選定部と、 前記設計フィルタタイプ選定部により選定されたフィルタタイプについての、前記フィルタ設計部により生成された新規フィルタの情報と、前記フィルタバッファに保存された過去フィルタの情報とを用いて、前記復号画像に対するフィルタリングの有無、フィルタリング有りの場合は適用するフィルタタイプ及びフィルタ係数値を含む情報をフィルタリング情報として選択するフィルタリング処理最適化部と、 前記符号化基本部により生成された符号化データと、前記フィルタリング処理最適化部により選択されたフィルタリング情報とを統合し、伝送データを生成する伝送データ生成部と、を備えることを特徴とする動画像符号化装置。
IPC (1件):
H04N 7/26
FI (1件):
H04N7/13 Z
Fターム (15件):
5C159KK03 ,  5C159MA00 ,  5C159PP04 ,  5C159RC12 ,  5C159TA69 ,  5C159TC03 ,  5C159TC18 ,  5C159TC41 ,  5C159TD02 ,  5C159TD05 ,  5C159TD07 ,  5C159TD12 ,  5C159UA02 ,  5C159UA16 ,  5C159UA38
引用特許:
出願人引用 (1件)
引用文献:
出願人引用 (4件)
  • CE8 Subset2: A Joint Proposal on Improving the Adaptive Loop Filter in TMuC0.9 by MediaTek, Qualcomm
  • TE10 Subtest2: Coding Unit Synchronous Picture Quadtree-based Adaptive Loop Filter
  • TE10 Subtest 2: Reduction of number of encoding passes for quadtree-based adaptive loop filter (QALF
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