特許
J-GLOBAL ID:201303091187017312

重ね合わせ熱間プレス部材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-054175
公開番号(公開出願番号):特開2013-184221
出願日: 2012年03月12日
公開日(公表日): 2013年09月19日
要約:
【課題】重ね合わせた鋼板の重ね合わせ部の内部で表面割れが発生せず、焼入れ不良のない健全な重ね合わせ熱間プレス部材を提供する。【解決手段】母材鋼板1a、及び亜鉛系めっき被膜1bを有する亜鉛系めっき鋼板である第1の鋼板1と、亜鉛系めっき被膜を介して第1の鋼板に重ね合わされることにより第1の鋼板との間に重ね合わせ部3を形成する第2の鋼板2とを重ね合わせ、熱間プレス成形によって亜鉛系めっき被膜のうち重ね合わせ部の内部に臨む部分が形成された母材鋼板の一部又は全部に形成された、1.5%以上の歪みを加えられた歪み付加部5と、歪み付加部5に対向する第2の鋼板との間に0.03〜2.0mmの隙間6を形成する第1の工程と、第1の鋼板と第2の鋼板とを、隙間が形成された状態で重ね合わせて熱間プレス成形する第2の工程をこの順に備える。【選択図】図1
請求項(抜粋):
少なくとも、母材鋼板、及び該母材鋼板の少なくとも一方の表面に形成された亜鉛系めっき被膜を有する亜鉛系めっき鋼板である第1の鋼板と、前記亜鉛系めっき被膜を介して前記第1の鋼板に重ね合わされることにより該第1の鋼板との間に重ね合わせ部を形成する第2の鋼板とを備えるとともに、熱間プレス成形されてなる重ね合わせ熱間プレス部材であって、 前記亜鉛系めっき被膜のうち前記重ね合わせ部の内部に臨む部分が形成された前記母材鋼板の一部又は全部に、前記熱間プレス成形により1.5%以上の歪みを加えられた歪み付加部を有すること、及び 前記第1の鋼板及び前記第2の鋼板の一方又は双方は、前記歪み付加部と該歪み付加部に対向する該第2の鋼板との間に0.03〜2.0mmの隙間を形成する突出部が押圧された押圧部を有すること を特徴とする重ね合わせ熱間プレス部材。
IPC (6件):
B21D 22/20 ,  C23C 2/06 ,  B21D 22/02 ,  B21D 53/88 ,  B62D 25/04 ,  B62D 25/20
FI (8件):
B21D22/20 G ,  C23C2/06 ,  B21D22/20 H ,  B21D22/02 B ,  B21D53/88 Z ,  B62D25/04 A ,  B62D25/04 B ,  B62D25/20 F
Fターム (12件):
3D203AA02 ,  3D203BB08 ,  3D203BB12 ,  3D203BB22 ,  3D203BB54 ,  3D203BB55 ,  3D203BB59 ,  3D203CA73 ,  4K027AA05 ,  4K027AA22 ,  4K027AB02 ,  4K027AB42
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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