特許
J-GLOBAL ID:201303091283212410

ガスセンサ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人コスモス特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-125404
公開番号(公開出願番号):特開2013-250166
出願日: 2012年05月31日
公開日(公表日): 2013年12月12日
要約:
【課題】第2固体電解質体におけるブラックニング発生の可能性を低減することができるガスセンサ制御装置を提供する。【解決手段】ガスセンサ制御装置3は、センサ部10fの温度Tが、活性化温度Taよりも高く第1目標温度Tj1以下の規定温度Tdに達したか否かを判断する温度判断手段、及び、温度判断手段により温度Tが規定温度Tdに達したと判断された場合に、電圧設定手段が目標電圧Vjを第2目標電圧Vj2に設定するのを許可する許可手段を備える。【選択図】図2
請求項(抜粋):
第1固体電解質体及び当該第1固体電解質体上に形成された一対の第1電極を有し、当該一対の第1電極のうちの一方の電極が、被測定ガスが導入される測定室内に配置され、他方の電極が基準酸素濃度雰囲気に晒される検知セルと、 第2固体電解質体及び当該第2固体電解質体上に形成された一対の第2電極を有し、当該一対の第2電極のうちの一方の電極が、上記測定室内に配置されてなり、上記一対の第2電極間に流すポンプ電流に応じて、上記測定室に導入された上記被測定ガスに含まれる酸素の汲み出し又は汲み入れを行うポンプセルと、を有する センサ部、及び、 上記センサ部を加熱するヒータ、を備える ガスセンサを制御する ガスセンサ制御装置であって、 上記一対の第1電極間の電圧が目標電圧となるように、上記一対の第2電極間に流すポンプ電流を制御する電流制御手段、 上記被測定ガスの供給状況が、継続して上記被測定ガス中の酸素濃度が予め定めた規定値となる規定ガス供給状況であるか否かを判断する供給状況判断手段、 上記ヒータを制御するヒータ制御手段であって、 上記センサ部の温度が、上記センサ部が活性化する活性化温度よりも高い第1目標温度になるように、上記ヒータを制御する第1ヒータ制御手段を含む ヒータ制御手段、 上記目標電圧を設定する電圧設定手段であって、 上記被測定ガス中のH2Oガスが実質的に解離しない第1目標電圧に設定する第1電圧設定手段と、 上記供給状況判断手段により上記被測定ガスが上記規定ガス供給状況であると判定された場合に、上記目標電圧を、上記第1目標電圧よりも高く上記被測定ガス中のH2Oガスが解離する第2目標電圧に設定する第2電圧設定手段とを含む 電圧設定手段、 上記センサ部の温度が、上記活性化温度よりも高く上記第1目標温度以下の規定温度に達したか否かを判断する温度判断手段、 上記温度判断手段により、上記センサ部の温度が上記規定温度に達したと判断された場合に、上記電圧設定手段が上記目標電圧を上記第2目標電圧に設定するのを許可する許可手段、 上記被測定ガスの供給状況が上記規定ガス供給状況であり、上記一対の第1電極間の電圧が上記第1目標電圧となった状態において、上記一対の第2電極間に流れる第1ポンプ電流を検知する第1電流検知手段、 上記被測定ガスの供給状況が上記規定ガス供給状況であり、上記一対の第1電極間の電圧が上記第2目標電圧となった状態において、上記一対の第2電極間に流れる第2ポンプ電流を検知する第2電流検知手段、及び、 上記第1ポンプ電流と上記第2ポンプ電流とに基づいて、上記被測定ガス中のH2Oガス濃度を検知するH2Oガス濃度検知手段、を備える ガスセンサ制御装置。
IPC (1件):
G01N 27/416
FI (1件):
G01N27/46 311J
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭63-085351
  • 特開昭62-076447
  • ガス濃度湿度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-136184   出願人:日本特殊陶業株式会社
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審査官引用 (6件)
  • 特開昭63-085351
  • 特開昭62-076447
  • ガス濃度湿度検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2009-136184   出願人:日本特殊陶業株式会社
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