特許
J-GLOBAL ID:201303091317136211

バーコード読取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田下 明人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-074506
特許番号:特許第5293853号
出願日: 2012年03月28日
要約:
【課題】バーコードを構成する各バーに太りや細りが生じている場合であっても、これら太りや細りに起因する誤差を反映して正確に解読することが可能な構成を提供する。 【解決手段】バーコード読取装置1は、候補比率毎に定められた誤差算出式をそれぞれ備え、キャラクタの各バー幅の誤差を、当該キャラクタにおいて測定された各明色バーのバー幅測定値及び各暗色バーのバー幅測定値をパラメータとして、各候補比率に対応する各誤差算出式により各候補比率に対応させてそれぞれ求めている。そして、それら候補比率毎に、各モジュール種別における幅値の許容範囲を設定し、候補比率毎の許容範囲設定内容と、バー幅測定手段によって測定された各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーの測定値とに基づいて、各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーのモジュール種別を判定し、各キャラクタを解読している。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
【請求項1】 幅の異なる複数種の明色基準モジュール及び幅の異なる複数種の暗色基準モジュールから選ばれる複数の明色バー及び複数の暗色バーによって構成されるキャラクタを複数配列してなるバーコードを読み取るバーコード読取装置であって、 読取対象となる前記バーコードは、当該バーコードを構成する各キャラクタにおいて、前記明色基準モジュールの幅の合計値と前記暗色基準モジュールの幅の合計値との比率が、予め定められた複数の候補比率の中から選ばれるいずれか一つの比率となるべきものであり、 前記バーコードを撮像可能な撮像手段と、 前記撮像手段によって前記バーコードが撮像されたときの撮像結果に基づいて、当該バーコードにおける各明色バー及び各暗色バーのバー幅を測定するバー幅測定手段と、 前記候補比率毎に定められた誤差算出式をそれぞれ備え、誤差算出対象となるキャラクタにおける各バー幅の誤差を、当該キャラクタにおいて前記バー幅測定手段によって測定された各明色バーのバー幅測定値及び各暗色バーのバー幅測定値をパラメータとして、各候補比率に対応する各誤差算出式により各候補比率に対応させてそれぞれ求める誤差算出手段と、 前記誤差算出手段によって算出された前記候補比率毎の各誤差に基づき、それら候補比率毎に、各モジュール種別における幅値の許容範囲を設定する許容範囲設定手段と、 前記許容範囲設定手段によって設定された前記候補比率毎の許容範囲設定内容と、前記バー幅測定手段によって測定された各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーの測定値とに基づいて、各キャラクタにおける各明色バー及び各暗色バーのモジュール種別を判定し、各キャラクタを解読するキャラクタ解読手段と、 を備えたことを特徴とするバーコード読取装置。
IPC (2件):
G06K 7/10 ( 200 6.01) ,  G06K 7/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06K 7/10 R ,  G06K 7/00 K
引用特許:
出願人引用 (2件)

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