特許
J-GLOBAL ID:201303091930515640

物干装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 辻本 一義 ,  辻本 希世士 ,  松田 裕史
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-117555
特許番号:特許第5240379号
出願日: 2012年05月23日
要約:
【課題】 簡易な構造を採用してアーム部材の角度調節を可能にするとともに、耐久性の向上を図り、作動時における作動音を低減し、静音性に優れた物干装置を提供する。 【解決手段】アーム部材とベース部材とからなり、ベース部材は、支持部を備え、アーム部材には複数の受け部と、アーム部材の自重により受け部を中心として回動させる力に抗して当接する係止部が設けられ、係止部が当接する箇所には突部が設けられる物干装置において、係止部は、当接壁面に第1係止部と第2係止部とを備え、突部は、当接壁面及び係止部に当接可能な第1突部と第2突部とを備え、アーム部材の枠部を間断する間隙部に枠部の内側面より内側方向に突出する突起部を有する封止部材を着脱可能に固着し、アーム部材の上方又は下方傾斜状態、水平状態若しくは垂直状態を選択的に調節可能にしたことを特徴とする物干装置。 【選択図】 図1
請求項(抜粋):
【請求項1】内側に竿を受ける竿受部が設けられた枠部を有するアーム部材と、建築物に直接または間接的に取り付けられるベース部材とからなり、前記ベース部材は、前記建築物に取り付けられる取付部と、前記アーム部材を保持する保持部と、前記保持部の先端付近に位置した支持部とを備え、前記アーム部材は、前記枠部の基端側の内側には、前記アーム部材が垂直以外の所定の角度で前記支持部に上方から当接する複数の受け部が設けられ、前記枠部の基端側の外側には、前記アーム部材の自重により前記受け部を中心として回動させる力に抗して前記保持部に当接する係止部が設けられ、前記係止部が当接する前記保持部の所定箇所には前記係止部が当接して固定される突部が設けられる物干装置において、 前記枠部に設けられる前記係止部は、前記アーム部材の自重により前記受け部を中心として回動させる力に抗して前記突部と当接する略円弧状の当接壁面上であって、前記当接壁面から前記枠部の外側方向に突出し間隙を有して配置され、前記受け部近傍に設けられる第1係止部と、前記第1係止部の下方位置に設けられる第2係止部とを備え、 前記取付部と一体に形成される前記保持部は、互いに所定間隔を有して対向する一対の側壁面を備え、前記側壁面の内壁面には内側へ突出する一対の前記支持部及び前記突部が設けられ、 前記突部は、前記当接壁面及び前記係止部に当接可能な形状を有し垂直方向の上方から下方に間隙を有して順に配置される第1突部と第2突部とを備え、 前記アーム部材における一部の枠部を間断する間隙部に前記枠部の内側面より内側方向に突出する突起部を有する封止部材を着脱可能に固着し、 前記受け部に対する前記支持部の配置を調節し、 前記第1突部と前記第2突部との間に前記第1係止部又は前記第2係止部を配置して下方より前記第1突部に当接させるとともに、前記当接壁面を前記第1突部及び前記第2突部に当接にさせることで前記アーム部材を支持する上方又は下方傾斜状態と、 前記第2係止部を下方より前記第2突部に当接させるとともに、前記当接壁面を前記第1突部及び前記第2突部に当接にさせることで前記アーム部材を支持する水平状態と、 前記支持部が前記アーム部材の枠部の内側に位置し、前記支持部に沿って前記アーム部材が当該長手方向であって垂直方向に移動可能に設けられ、前記突起部が前記支持部に当接して前記アーム部材が係止する垂直状態とを、 選択的に調節可能にしたことを特徴とする物干装置。
IPC (1件):
D06F 57/12 ( 200 6.01)
FI (1件):
D06F 57/12 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第4201088号

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