特許

J-GLOBAL ID：201303092262436403

ジェスチャ認識装置及びそのプログラム

発明者： 青木 良輔 ,  井原 雅行 ,  小林 透
出願人/特許権者： 日本電信電話株式会社
代理人 (4件)： 蔵田 昌俊 ,  小出 俊實 ,  峰 隆司 ,  野河 信久
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2012-062398
公開番号（公開出願番号）：特開2013-196339
出願日： 2012年03月19日
公開日（公表日）： 2013年09月30日
要約：

【課題】ユーザがジェスチャにより描く図形の大きさや形状、位置に個人差があっても、描画される図形の描画方向をより簡単にかつ正確に判定できるようにする。【解決手段】ジェスチャにより描かれた図形の描画方向を識別する際に、先ず検出ゾーンE2内の中心点を通過する垂直判定軸Vをジェスチャ認識領域C内に設定して、この垂直判定軸Vの左右各領域のうち描画軌跡Lを構成する描画点r1,r2,...,rnが多く含まれる領域を選択する。次に、上記検出ゾーンE2の中心点を通過する水平判定軸Hを設定して、この水平判定軸Hの上下各領域のうち上記描画点r1,r2,...,rnが多く含まれる領域を選択する。そして、上記垂直判定軸Vを用いて選択した領域の描画点の数と、上記水平判定軸Hを用いて選択した領域の描画点の数のうち多い領域を選択し、この選択された領域の方向を上記ジェスチャによる描画方向と判定する。【選択図】図9

請求項（抜粋）：

ジェスチャにより空間に図形を描く動きを撮像してその画像データを出力する撮像装置と、前記撮像装置から出力された画像データをもとに前記ジェスチャにより描かれた図形を認識するジェスチャ認識装置とを具備するシステムで使用される前記ジェスチャ認識装置であって、 前記撮像装置から出力された画像データを取り込む手段と、 前記画像データが取り込まれるごとに当該画像データから前記ジェスチャによる描画点の位置情報を検出する手段と、 前記検出された描画点の位置情報をもとに描画点の初期位置を検出し、この検出された描画点の初期位置を含む終始点入力検出領域を設定する手段と、 前記検出された描画点の位置情報をもとに、描画点が前記終始点入力検出領域内から領域外に出たのち当該終始点入力検出領域内に戻るまでの描画点の軌跡を検出する手段と、 前記終始点入力検出領域の中心を通過する方向判定軸を少なくとも一つ設定し、この方向判定軸により分割される複数の描画領域のうち前記検出された描画点の軌跡を構成する複数の描画点が最も多く含まれる描画領域を選択し、前記終始点入力検出領域の中心に対する前記選択された描画領域の方向を前記描画点の軌跡の描画方向と判定する描画方向判定手段と、 前記検出された描画点の軌跡の形状と、前記判定された描画点の軌跡の描画方向とに基づいて、前記ジェスチャにより描かれた図形を認識する手段と を具備することを特徴とするジェスチャ認識装置。

IPC (2件)：

G06F 3/034 ,  G06F 3/038

FI (2件)：

G06F3/033 422 ,  G06F3/038 310Y

Fターム (3件)：

5B087AA02 ,  5B087BC06 ,  5B087BC32